蓮馨寺
埼玉県川越市にある浄土宗の寺、蓮馨寺(れんけいじ)。天文18年(1549年)、北条氏康・氏政・氏直の3代に仕えた河越城主・大道寺政繁(だいどうじまさしげ)の母・蓮馨が開基で、江戸時代には浄土宗の関東十八檀林に数えられてい…
埼玉県川越市にある浄土宗の寺、蓮馨寺(れんけいじ)。天文18年(1549年)、北条氏康・氏政・氏直の3代に仕えた河越城主・大道寺政繁(だいどうじまさしげ)の母・蓮馨が開基で、江戸時代には浄土宗の関東十八檀林に数えられてい…
山口県防府市(ほうふし)松崎にある菅原道真(すがわらのみちざね)を祀る古社が防府天満宮。社伝によれば、讒言(ざんげん)で失脚した菅原道真は、九州・大宰府(だざいふ)に左遷される途中、防府に立ち寄り、死後、魂となって帰って…
社伝(『相州鎌倉荏柄山天満宮略縁起』)によれば、平安時代後期の長治元年(1104年)の創建と伝わる鎌倉の古社、荏柄天神社。学問の神様、菅原道真(すがわらのみちざね)を祭神にし、治承4年(1180年)、鎌倉大蔵に鎌倉幕府を…
延喜元年(901年)、藤原時平らの陰謀によって右大臣から大宰府(だざいふ)の権帥(ごんのそち)に左遷させられた菅原道真は、延喜3年(903年)年2月25日、大宰府の南館(現・榎社)で没しています。その墓所に建てられたのが…
横浜開港にあたり、吉田屋新田(現在の横浜スタジアム、横浜公園一帯)に外国人と日本人の両方が使えるという港崎遊郭を設置しましたが、その遊郭街が慶応2年10月20日(1866年11月26日)火事で焼失。防火対策として英国人R…
横浜スタジアムのある横浜公園一帯は、幕末までは横浜村の海岸部で、安政3年(1856年)に埋め立てられた太田屋新田で陸に。その後、開港とともにさらに埋め立てられて港崎町(みよざきちょう)となり、その一画に港崎遊郭がつくられ…
大阪市北区天神橋に鎮座する学業成就、合格祈願で名高い神社が大阪天満宮。白雉元年(650年)、孝徳天皇が難波長柄豊崎宮を造営した際、都の西北(成玄)を守るため大将軍社を建立したのが始まり。天暦3年(949年)に村上天皇の勅…
信州・小諸にある旅館「中棚荘」は、文豪・島崎藤村ゆかりの宿。明治31年9月に中棚鉱泉として開業したということで平成30年9月でなんと開業120周年を迎えました。そんな老舗名旅館の敷地内にある食事処「はりこし亭」で、吉例の…
仁和2年(886年)、聞鏡上人(もんきょうしょうにん)が光孝天皇の勅命により上野山福祥寺(寺の正式名)を建立したのが始まりと伝えられる神戸、須磨の古刹が大本山須磨寺。嘉応元年(1169年)、源頼政が寺領を寄進し、聖観世音…
須磨浦公園とその周辺は、源平合戦の一の谷古戦場の跡。公園内には平敦盛(たいらのあつもり)の供養のため建てられたという五輪塔、敦盛塚(神戸市指定有形文化財)もあります。弱冠17歳(『源平盛衰記』では16歳)にして一の谷の合…
源平合戦(治承・寿永の乱)の古戦場として知られる須磨。一の谷から西一帯の海岸が一の谷の戦いの舞台とされ、「戦の濱」と通称されています。現在は鉄拐山、鉢伏山を含む103.8haという広大な須磨浦公園として整備されています。…
「深い緑、上品な香り、おだやかなうまみとコクが特徴」という愛知県西尾市の「西尾の抹茶」。抹茶生産では国内シェア3割を有し、全国有数の抹茶生産地になっています。それでいて、茶の産地としては愛知県外にはまだまだ無名。そんな西…
慶応3年(1867年)、開港場となった横浜の馬車道では、沿道の各商店が競って柳と松を植栽。日本での近代的な街路樹の先駆となり、明治5年、日本最初のガス灯導入で、さらに美しい街路となります。関内駅近くの馬車道広場には「近代…
横浜市内では山手公園の次に古い西洋式公園が横浜スタジアムがある横浜公園。実は、ここが日本人に開放された日本初の公園。しかも日本初の野球の国際試合が行なわれた公園にもなっています。文化庁の登録記念物で、「旧居留地を源として…
愛知県西尾市にある「西尾の抹茶」のルーツとなる寺。西条領主・吉良氏の菩提寺として3代・吉良満氏(きらみつうじ)が文永8年(1271年)に建立した寺。東福寺の聖一国師(円爾=えんに)を迎え開山式を行ない、宋(中国)・経山寺…
名古屋と東三河を結ぶ高規格道路・国道23号(名豊道路)岡崎バイパス沿い(小島江原IC出口近く)にある道の駅で高さ20mの風力発電装置「風の塔」が目印。西尾市特産の抹茶・抹茶関連コーナー、海産物など地元の特産品を販売するコ…
官営八幡製鉄所の生産拡大に伴う水の確保のために築かれた河内ダムのダム湖、河内貯水池。その河内貯水池に架かる「めがね橋」と通称される橋が南河内橋です。レンズ形に鋼材を組み合わせた橋長132.97m、径間66m、幅員3.6m…
昭和2年、第一次世界大戦勃発という世界情勢の中、不足する鉄鋼生産を補うため、水資源確保を目的として築かれたダムが河内ダム。官営八幡製鉄所の鉄鋼増産態勢のため、高さ43.1mの両面切石張り、重力式コンクリートダムの河内ダム…