旧伊勢神トンネル
長野県と三河を結ぶ塩の道・中馬街道。その難所が稲武と足助の間に立ちはだかる伊勢神峠越えです。現在の国道153号は昭和35年に開通した新伊勢神トンネルを抜けますが、その足助側の入口にある「ドライブイン伊勢神」脇の旧道に入る…
長野県と三河を結ぶ塩の道・中馬街道。その難所が稲武と足助の間に立ちはだかる伊勢神峠越えです。現在の国道153号は昭和35年に開通した新伊勢神トンネルを抜けますが、その足助側の入口にある「ドライブイン伊勢神」脇の旧道に入る…
今や三河の名所として多くの人が参詣するのが「ガン封じ寺」として有名な西浦不動・無量寺(真言宗醍醐派/蒲郡市西浦町)。平安開基の古刹で、御本尊の西浦不動(秘仏)は、古来から厄除け、ガン封じの不動様として注目されています。秘…
名古屋市制100周年を記念して東山公園に併設して建てられた地上134mの展望タワー。標高80mの丘の上にあるため、標高では塔頂部が214mとなります。展望室までの2基のエレベーターはシースルータイプ。防災無線の中継基地と…
平成17年9月に「棚田(千枚田)サミット」が開かれた新城市鳳来地区(旧鳳来町)。新城市鳳来地区の北端に位置し、鞍掛山(883.0m)の山麓近くに広がる棚田が四谷の千枚田。飯田線本長篠駅前から県道32号を設楽町方面に北上し…
7月の『津島天王祭』で有名で、全国に3000社ある天王社の総本社・津島神社の横にある公園。大正9年に佐屋川の支流・天王川の名残りの池を中心に開設された公園です。舟運が盛んだった時代には津島湊(つしまみなと=川湊)として尾…
愛知県津島市に鎮座する津島神社は、社伝によれば540(欽明天皇1)年創建という古社で全国に3000ある天王社(牛頭天王・スサノオノミコトを祭神とする祇園信仰の神社)の総本社。祭神は、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこ…
東海道で唯一現存する旅籠(はたご)「大橋屋」(街道時代の屋号は「伊右エ門鯉屋」)が残るのが赤坂宿。大火後の1733年(享保18年)時点で赤坂宿には83軒の旅籠がありましたが、大橋屋は大旅籠に属する部類。間口23間、奥行き…
常滑(とこなめ)の「やきもの散歩道Aコース」途中にある両側の壁に土管が埋め込まれた小さな坂道。明治に薪で焼いた土管と、昭和初期に石炭で焼いた焼酎瓶が左右の壁に使われています。足元の道には、土管の焼成時に使われた「捨て輪」…
東海道の江戸から35番目の宿場町、御油宿(ごゆしゅく)は、街道時代には本陣・脇本陣を含め62軒の旅籠が軒を連ねていた大宿。江戸から76里4丁と日本橋からちょうど400kmの場所に位置していました。現在も御油町には、昔なが…
東海道御油宿の羽川のたもとに位置する「御油の松並木資料館」は、御油宿、赤坂宿の歴史や御油の松並木について紹介、解説する歴史資料館。規模は大きくありませんが地元に残る貴重な資料など100点余が展示されています。
『忠臣蔵』では意地悪い老人に描かれる高家旗本・吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)の領地が、愛知県西尾市吉良町。吉良家は先祖が家康と一緒に人質として今川義元の駿府で暮らすという名家。しかも、地元を歩くと堤防工事、…
浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)の故郷は、播州赤穂(ばんしゅうあこう)。現在の兵庫県赤穂市です。赤穂市では赤穂浪士とは呼ばず、赤穂義士と「義士」扱い。赤穂藩の側からその節義を礼賛した歴史観ですが、実は人形浄瑠…
ざっと赤穂事件と呼ばれる、松之大廊下の事件発生の背景をおさらいしたところで、「現場検証」を兼ねて、江戸城松之大廊下を皮切りに、討ち入りのあった吉良邸跡、さらには主君の墓前に吉良上野介(きらこうずけのすけ)の首を献上した増…
赤穂浪士(あこうろうし)の吉良邸への討ち入りで知られる『忠臣蔵』。江戸時代に浄瑠璃や歌舞伎の『仮名手本忠臣蔵』が大ヒットして、一躍有名になった仇討の話。舞台は江戸城松之大廊下に始まり、赤穂浪士の切腹で幕を閉じていますが、…
『東海道中膝栗毛』の中で、弥次さん喜多さんがキツネに化かされたという松並木が愛知県豊川市御油町にある御油の松並木。旧東海道・御油宿から赤坂宿の間は600mにわたって松の大木が立ち並んでいます。旧東海道の中で唯一、国の天然…
吉良上野介や、吉良の仁吉で有名な西尾市吉良町にある古刹、金蓮寺(こんれんじ)。創建は定かでありませんが、1340(暦応3)年、足利尊氏が現在の場所に寺を移し、青蓮山金蓮寺とし、江戸時代には吉良氏の帰依で寛政年間(1789…
『忠臣蔵』で知られる吉良上野介義央(きらこうずけのすけよしひさ)の江戸上屋敷跡(吉良邸跡)。降りしきる雪のなか、亡き主君・浅野内匠頭長矩(あさのたくみのかみながのり)の仇討ちに元赤穂藩の四十七士が向かった先です。かつて吉…
江戸城松之大廊下で播磨赤穂藩藩主・浅野内匠頭(あさのたくみのかみ)が吉良上野介(きらこうずけのすけ)を切りつけた殺傷事件が発端になった「赤穂事件」。四十七士が本所・吉良邸に討ち入りし、本懐を遂げた話は『忠臣蔵』として描か…