岬の分教場
壺井栄の小説『二十四の瞳』の舞台となった小豆島。田の浦岬に建つ「岬の分教場」(香川県小豆島町田浦)は、モデルとなった場所のひとつで、明治35年、田浦尋常小学校として建てられた木造校舎が現存。昭和46年に廃校になるまで、苗…
壺井栄の小説『二十四の瞳』の舞台となった小豆島。田の浦岬に建つ「岬の分教場」(香川県小豆島町田浦)は、モデルとなった場所のひとつで、明治35年、田浦尋常小学校として建てられた木造校舎が現存。昭和46年に廃校になるまで、苗…
壺井栄の小説『二十四の瞳』の舞台となった小豆島で、昭和62年、田中裕子主演で再映画化された際に作られたオープンセットをそのまま保存した施設が小豆島町田浦地区にある二十四の瞳映画村。現在はテーマパークとして、約1万平方メー…
小豆島の東岸、香川県小豆島町の橘(たちばな )地区の沖にある城ヶ島は、島の西、土庄町にあるエンジェルロードほど有名ではないものの、瀬戸内海の干満差(小豆島では2m前後)によるトンボロ現象で、干潮時には陸続きにな…
香川県土庄町、小豆島国際ホテルの南にある弁天島から中余島、小余島、大余島と続く島々は、1日2回の干潮時にはトンボロ現象で砂浜が出現して歩いて渡ることができるためエンジェルロード(天使の散歩道)と呼ばれています。「道の真ん…
神奈川県横浜市、横浜港北水堤の先端に建つ赤灯台が横浜北水堤灯台(よこはまきたすいていとうだい)。横浜が貿易港として発展するために築かれた航路を進む船へ港の入り口を示す防波堤灯台。明治29年5月16日に初点灯という歴史ある…
静岡県沼津市西浦河内(にしうらこうち)にある杉の巨木が河内の大杉(こうちのおおすぎ)。樹高40m、目通り幹囲り11.5mで、推定樹齢は300年、静岡県の天然記念物に指定されています。金冠山(816m)北東斜面で、一帯は杉…
月の名所として知られる高知県高知市の桂浜。海津見神社(竜王宮)は桂浜の南端、竜王岬(下竜頭岬)の岩場突端に鎮座する小さな社。大海津見神(おおわたつみのかみ)を祀り、漁師の妻が、夫の航海安全と大漁祈願する社です。その昔、夫…
三重県四日市市の四日市港を流れる千歳運河(臨港交通施設)にかかる珍しい跳ね橋(道路橋)が臨港橋。昭和6年に跳開式可動橋として架設され、現在の橋は平成3年に完成した3代目。初代が架けられた昭和初期は陸上輸送と運河の舟運とが…
徳島県南部の海岸線は変化に富んだリアス式海岸で知られていますが、おだやかな砂浜も多く、美波町日和佐浦にある大浜海岸は、「日本の渚百選」にも選定。NHK連続テレビ小説『ウェルかめ』(平成21年〜平成22年放送)の舞台となっ…
勝負事に霊験あらたかとして知られる徳島県阿南市加茂町の寺、お松大権現。境内には通称「猫神さん」と呼ばれるお松権現社が鎮座。寺に残る有名な伝説は、久留米藩の江戸屋敷の『有馬怪猫伝』、『鍋島の化け猫騒動』と並んで「日本三大怪…
京都市上京区にある天台宗の寺、護浄院。正式名は護浄院ですが、京の七口のひとつ、荒神口の名の起こりとなった清荒神(きよしこうじん)で有名。本堂前に鳥居があるのは、神仏習合時代の名残りです。江戸時代以降、歴代天皇に国家安寧・…
東京都港区海岸3丁目にある埠頭公園に併設される野球場が埠頭少年野球場。埠頭公園は、明治43年、白瀬矗(しらせのぶ)中尉が南極探検に出立した地でもあるのですが、大正9年に日本運動協会(芝浦協会)として日本最初のプロ野球が発…
徳島県徳島市川内町と板野郡松茂町の間を流れる一級河川・今切川(いまぎれがわ)に架る徳島県道220号(川内大代線)、徳島県道401号鳴門徳島自転車道線(鳴門徳島自転車道)の橋が加賀須野橋(かがすのばし)。現在の橋は平成26…
歴史ある名鐘のうち、その大きさも日本屈指というもののなかから選ばれたのが日本三大梵鐘。知恩院、東大寺、方広寺の3つの梵鐘で、あくまで選者不明の通説ですが、内容的にも異論がない巨大な名鐘です。ちなみに、日本一巨大な鐘は、蓮…
栃木県佐野市と茨城県古河市を結ぶ栃木県道・群馬県道・埼玉県道・茨城県道9号(佐野古河線)は、日本にある都府県道で、4県を通過する唯一の都府県道(主要地方道)。総延長18.183kmという短い距離ながら、栃木県佐野市・栃木…
3つの県の県境となると、山頂、尾根上、河川というのが一般的で、平野部に三県境があるのは、栃木・群馬・埼玉三県境のみ。そのため関係する栃木県栃木市、群馬県板倉町、埼玉県加須市では、「平地の三県境」、さらには「さんぽで三県!…
埼玉県坂戸市島田と東松山市宮鼻の間を流れる一級河川・越辺川(おっぺがわ/源頭は関八州見晴台)に架る全長77m、幅員3mの潜水橋(冠水橋)が島田橋。江戸時代には川越・児玉往還の場所で、渡船(島田の渡し)で渡っていました。明…
島根県雲南市木次町の斐伊川堤防桜並木に隣接し、斐伊川(ひいかわ)に架る橋が願い橋。八岐大蛇(やまたのおろち)のモチーフになったとされる暴れ川、斐伊川の洪水対策で、増水時には沈んでしまうため、地元では潜水橋と呼ばれています…