立石寺
山形県山形市山寺、山寺の通称で知られる立石寺(りっしゃくじ)は、貞観2年(860年)、慈覚大師(円仁)が創建したと伝わる天台宗の古刹。実際の開祖は安慧(あんね)で、『奥の細道』で、芭蕉が訪れ「閑(しづ)かさや岩にしみ入る…
山形県山形市山寺、山寺の通称で知られる立石寺(りっしゃくじ)は、貞観2年(860年)、慈覚大師(円仁)が創建したと伝わる天台宗の古刹。実際の開祖は安慧(あんね)で、『奥の細道』で、芭蕉が訪れ「閑(しづ)かさや岩にしみ入る…
山形県山形市山寺、山寺の通称で知られる立石寺(りっしゃくじ)。山上の釈迦堂の建つ釈迦が峰は、修験者のみに許される修行の場(危険のため一般の入山は固く禁じられています)。狭い洞窟を抜ける胎内くぐりの修業の場近くにあるのが胎…
山形県山形市山寺、山寺の通称で知られる立石寺(りっしゃくじ)。山門をくぐり、少し上ったところに建つのが姥堂(うばどう)で、堂内には三途川(さんずのかわ)で亡者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼・奪衣婆(だつえば)が祀られています。
長野県上水内郡信濃町野尻、野尻湖(のじりこ)の西岸、国道18号近くに建つのが、野尻湖ナウマンゾウ博物館。野尻湖では、昭和23年にナウマンゾウの臼歯(きゅうし=奥歯)が発見されて以来、湖底発掘と調査が続けられていますが、そ…
長野県長野市松代町(まつしろまち)、松代藩真田家の城下町・松代にある真田家の菩提寺が、長国寺(ちょうこくじ/正式名は長國寺)。天文16年(1547年)、武田信玄の家臣だった真田幸綱(さなだゆきつな=真田幸隆)が、真田郷(…
沖縄県宜野湾市普天間、宜野湾(ぎのわん)北東に位置する神社で、琉球国府から特別の扱いを受けた「琉球八社」のひとつが、普天満宮。普天間宮の縁起で、首里桃原に女神が出現、普天満宮の洞窟に籠もったという伝承がある鍾乳洞が、普天…
沖縄県宜野湾市普天間、宜野湾(ぎのわん)北東に位置する神社で、琉球国府から特別の扱いを受けた「琉球八社」(琉球に伝わった真言宗の寺院に付帯した神社)のひとつが、普天満宮。神仏習合時代の普天満権現で、創建は不明ですが、境内…
福岡県朝倉郡東峰村、JR日田彦山線・筑前岩屋駅の西側の山中に鎮座するのが、岩屋神社。その名の通り岩窟(岩屋)に本殿があるという神社で、本殿は国の重要文化財ですが、岩屋神社境内社の熊野神社の本殿も岩窟に収まり、やはり国の重…
福岡県朝倉郡東峰村、JR日田彦山線・筑前岩屋駅の西側の山中に鎮座するのが、岩屋神社。その名の通り岩窟(岩屋)に本殿があるという神社で、現存する本殿は、元禄11年(1698年)、福岡藩4代藩主・黒田綱政(くろだつなまさ)の…
長崎県東彼杵郡川棚町岩屋郷の山中の岩窟にあるのが、岩屋権現。権現とは神仏習合時代の名残りの名称で、明治維新の神仏分離、廃仏毀釈で岩屋神社になっていますが(鳥居の扁額は岩屋神社)、今も岩屋権現と通称されています。199段の…
沖縄県南城市、日本六大鍾乳洞にも数えられる玉泉洞(ぎょくせんどう)を中心に、有形文化財指定を受けた古民家が建ち並ぶ「琉球王国城下町」、熱帯フルーツ園、ハブに触り学べる「ハブ博物公園」、ハブとマングースのショー、琉球ガラス…
福岡県糟屋郡篠栗町、福岡平野の東、米ノ山(標高593.6m)の山頂部にある展望台が、米ノ山展望台(こめのやまてんぼうだい)。福岡市街、博多湾を一望にし、海の中道、福岡空港、福岡タワーなども視認できます。狭いながらも完全舗…
岩手県下閉伊郡岩泉町、龍泉新洞は龍泉洞と川を挟んだ対岸で、昭和42年、県道拡幅工事に発見された鍾乳洞。発達した鍾乳石、水流の痕跡の残存など貴重な状態で発見されたことから、龍泉新洞科学館として公開保存され、見学が可能。洞窟…
千葉県柏市箕輪新田、手賀沼の畔、千葉県道8号(船橋我孫子線)の手賀大橋南詰にあるのが、道の駅しょうなん。柏市都市農業センターが道の駅になったもので、地産地消をテーマとした直売所「てんと」、オリジナル料理が味わえるレストラ…
懸崖造り(けんがいづくり)、崖造り(がけづくり)のなかで、急峻な崖の岩窟に「堂舎を投げ入れたように」建っているのが投入堂。日本三大投入堂と称されるのは、三徳山三佛寺投入堂(鳥取県三朝町/国宝)、不動院岩屋堂(鳥取県若桜町…
岡山県笠岡市北木島町、日本遺産「笠岡諸島」の構成資産で、「石の島」として名高い北木島。現役の石切り場である鶴田丁場を眺める絶景のビュースポットが、石切りの渓谷展望台(いしきりのたにてんぼうだい)。北木石(きたぎいし)を採…
大分県宇佐市院内町大門にある龍岩寺の奥の院が、龍岩寺奥院礼堂(りゅうがんじおくいんらいどう)。大きな岩窟に、投げ込まれたかのような懸造(かけづく)りの小さな礼堂で、国の重要文化財に指定されています。天平18年(746年)…
福岡県田川郡添田町、九州を代表する修験道の霊場、英彦山(ひこさん)の山中に鎮座する古社が、大南神社。英彦山神宮(ひこさんじんぐう)の末社で、断崖(大南窟)にへばりつくように築かれた懸崖造り(けんがいづくり=崖造り)が印象…