名主の滝公園
江戸時代中期、徳川吉宗により行楽地として開発された、王子・飛鳥山周辺(現・東京都北区)。石神井川(しゃくじいがわ=滝野川)を中心に武蔵野台地の崖線に滝が懸かり、「王子七滝」として庶民にも人気の納涼地となっていました。この…
江戸時代中期、徳川吉宗により行楽地として開発された、王子・飛鳥山周辺(現・東京都北区)。石神井川(しゃくじいがわ=滝野川)を中心に武蔵野台地の崖線に滝が懸かり、「王子七滝」として庶民にも人気の納涼地となっていました。この…
層雲峡(北海道上川町)は、石狩川に沿って最大高さ200mの絶壁が連続し、断崖からいくつもの滝が落下する延長24kmの大渓谷。このなかで、駐車場に車を停め、溶結凝灰岩の柱状節理の壁を伝う滝をのんびりと観賞できるのは、流星の…
北海道東川町、大雪山旭岳、北海岳、白雲岳を源にする忠別川がつくりだした大峡谷、天人峡(てんにんきょう)。天人峡温泉街からのびる遊歩道を使い、落差250mという羽衣の滝を見上げる見晴台を経て、ゆるやかな登りをとり、川沿いに…
北海道東川町、忠別川上流の美しい渓谷が、天人峡(てんにんきょう)。大雪山・お鉢平中央火山の噴火による堆積物が冷え固まる過程で柱状節理を形成し、1万年以上もかけて川の浸食で柱状節理の断崖が続く奇観が誕生したもの。その断崖に…
天城(あまぎ)を代表する名瀑で、日本の滝百選にも選定されるのが静岡県伊豆市の浄蓮の滝。本谷川に架かる高さ25m、幅7mの滝で、滝壺の付近は夏でもひんやりとした空気が漂っています。伊豆東部火山群の鉢窪山の1万7000年前の…
静岡市の安倍川の源流域(安倍奥)、支流のサカサ川に懸かる巨瀑が安倍の大滝で、日本の滝百選にも選定。駿河大滝とも呼ばれるのは落差80mは駿河随一だから。梅ヶ島温泉の温泉街から徒歩45分ほどで到達。県道29号途中、安倍の大滝…
比良山系・武奈ケ岳(1214.4m)の中腹にある瀑布群で、滋賀県で唯一、日本の滝百選に選定されるのが八ツ淵の滝。下流から魚止の淵、障子ヶ淵、唐戸の淵、大摺鉢、小摺鉢、屏風ヶ淵、貴船ヶ淵、七遍返し淵(しちへんがえしぶち)と…
乗鞍高原を流れる小大野川の三大滝(善五郎の滝、番所大滝、三本滝)のひとつで、ほかの滝と同様に乗鞍火山から流出した溶岩流の末端(標高1525m)に懸かる滝が善五郎の滝。落差21.5m、幅8mで水量豊富な名瀑。探勝の起点は、…
鳳凰三山(ほうおうさんざん)の一座である地蔵ヶ岳を源として流れる石空川(いしうとろがわ)渓谷の標高1300m〜1400m内外に懸かる落差121mもの巨瀑が精進ヶ滝(しょうじがたき/北精進ヶ滝)。東日本一巨大な滝で、日本の…
秩父多摩甲斐国立公園、奥秩父連峰の国師ヶ岳(2591.9m)などを源にする西沢渓谷に懸かる5段になって落下する落差30mの美しい滝が七ツ釜五段の滝。日本の滝百選にも選定。渓谷入口の市営駐車場から2時間ほどの頑張りで七ツ釜…
覚円峰と並び昇仙峡(しょうせんきょう/山梨県甲府市)のシンボル的な存在で、日本の滝百選に選定される名瀑が仙娥滝(せんがたき)。滝名の「仙娥」とは、中国神話に登場する月に行った女性・嫦娥(じょうが)のこと。
国道156号の夫婦滝入口近く、叺谷(かますたに)に流れ出す支流に懸かる滝。うっかりすると見逃してしまいますが、国道脇に駐車スペース(3台)があるので、ここに車を入れ滝の鑑賞を。
国道156号を郡上市白鳥町から旧高鷲村(たかすむら)のひるがの高原を目ざすと、高原の直前にある滝が夫婦滝(めおとだき)。大日ヶ岳(1709.0m)を源にする長良川源流・叺谷(かますだに)にかかる滝で、国道沿いの駐車場(5…
長野県南木曽町、美しい花崗岩で知られる大滝川の峡谷に懸かる、うるう滝、らせん滝、洗心滝(せんしんだき)、天河滝(てんがたき)、霧ヶ滝、不動滝、そうめん滝などの滝群の総称が田立の滝。主瀑の天河滝(落差40m)を目にするには…
埼玉県小鹿野町、小森川水系の滝越沢、秩父古生層に3段になって落ちる落差76mの巨瀑が丸神の滝(まるがみのたき/地形図では丸神ノ滝)。埼玉県では唯一、日本の滝百選に選定された滝となっています。両神山登山口へと伸びる埼玉県道…
神奈川県山北町(やまきたまち)を流れる酒匂川の支流、滝沢川に懸かる3段の滝が洒水の滝(しゃすいのたき)。洒水とは密教で儀式を行なう前に浄水を散らして穢(けがれ)を祓い身を清めること。落差は一の滝69m、二の滝16m、三の…
乗鞍岳東面(長野県松本市側)、冷泉小屋、位ヶ原山荘の上部を源流に、乗鞍高原を流れる小大野川の本流、支流の無名沢など3つの沢にかかる3本の滝の総称が三本滝。3本の滝の織りなす光景は、水墨画のような風情があり、乗鞍エコーライ…
長野県高山村の南志賀高原から流れ出る松川に架かる落差29mの巨瀑が雷滝(かみなりだき)。滝の裏側を通り抜けることができるため、別名は「裏見の滝」。裏を通り抜けた先にある、滝見台から眺めは実に見事です。一帯は、上信越高原国…