羽衣の滝

羽衣の滝

北海道東川町、忠別川上流の美しい渓谷が、天人峡(てんにんきょう)。大雪山・お鉢平中央火山の噴火による堆積物が冷え固まる過程で柱状節理を形成し、1万年以上もかけて川の浸食で柱状節理の断崖が続く奇観が誕生したもの。その断崖に旭岳からの雪融けの水が落ちるのが羽衣の滝で、日本最北の日本の滝百選に選定される滝では日本最北。

天人峡に落ちる落差270m、日本第二位の巨瀑

羽衣の滝
羽衣の滝

天人峡温泉街からは忠別川沿いに歩きやすい遊歩道が整備され(がけ崩れで通行止めが続いていましたが、平成30年6月中旬に新遊歩道開通)、入口から約20分の分岐を左折すれば、羽衣の滝の見晴台に出ます。

羽衣の滝は、双見沢川から7段になって落ちる落差270mの滝と、アイシホップ沢から落ちる滝の双瀑。
ちなみに落差270mは、北アルプス・立山(富山県)の称名滝(350m)に次いで日本第二の落差を誇っています。
巨大な滝のため、川沿いにある見晴台から眺められるのは、全体の3分の2ほど。

明治34年に発見され、当初は夫婦滝と呼ばれていました。
大正7年に夫婦滝を訪れた文人の大町桂月(おおまちけいげつ=大雪山、層雲峡なども命名)は、「千丈の懸崖雲上に連なり、懸崖欠くる処飛泉を掛く、相看てただ誦す謫仙の句、疑ふらくは是れ銀河の九天より落つるかと」と讃え、羽衣の滝と命名しています。
遊歩道入口(天人峡温泉街近く)のトムラウシ登山口から登山者のあこがれのピーク、トムラウシ山への登山道に入り、急な山道(「三十三曲り」)を1時間30分も登れば羽衣の滝展望台「滝見台」。
ここからは対岸に滝を眺めることができますが、下り道が急なため転落事故などに注意が必要(登山靴など足回りはしっかりと)。
また「滝見台」の往復でも入山届が必要です。

羽衣の滝
 

旭川・旭岳周辺の取材班おすすめの宿は!?

このエリアを旅するコツは、旭岳ロープウェイで山上に上がるなら、ぜひ旭岳温泉に泊まり、山上での時間にゆとりをもたせること。
旭岳温泉では、全国にリゾートホテルや旅館を展開する共立リゾートの運営する「ラビスタ大雪山」、全26室と優雅なリゾートホテル「ホテルディアバレー」(定山渓グランドホテル瑞苑を経営のハマノホテルズ運営)がおすすめ。
山麓では、ひがしかぐら森林公園にある「森のゆ ホテル花神楽」が比較的にエコノミーで家族向け。
旭川市内では、旭川駅隣接のJRグループの「JRイン旭川」が好評です。

ラビスタ大雪山

旭岳温泉にあるヨーロッパアルプスのホテルを思わせるような、山荘風のホテル。
部屋の窓から旭岳を眺める一等地に立地。
夕食は創作フレンチ料理と鉄板焼きの2つのレストランを選択。
温泉は源泉かけ流しです。

ホテルディアバレー

「大人の隠れ家」を自認する旭岳温泉のリゾートホテル。
別荘感覚で泊まれるようにとゆったりとした設計になっており、滞在にも向いています。
夕食は、前菜・メイン料理2皿に加え「野菜たちビュッフェ」が楽しめる「ディアバレースタイル」、またはカジュアルスタイルで楽しめる「和洋ビュッフェ」。
温泉は源泉かけ流しで、姉妹館「ホテルベアモンテ」(徒歩15分)の温泉も無料で利用可能。

森のゆ ホテル花神楽

旭川市街と、旭岳温泉の中間、ひがしかぐら森林公園にあるホテル。
公共の宿としてスタートしたため、設備も充実で、コテージもあります。
大浴場は、シーズン中は日帰り入浴客で混雑することを念頭に。
奮発すれば露天風呂付きの客室も。

JRイン旭川

JRグループのビジネスホテルだけに、JR旭川駅に隣接するという好立地。
イオンモール直結で、買い物などには困らないため、道内旅行の中継地点で、1泊は都会にという人にも絶好です。
温泉ではありませんが大浴場(半露天風呂付き)も備わっています。
ツインもエコノミーツインルーム(17平米)、ツインルーム(24平米)、ラージツインルーム(27平米/3名利用も可能)と3タイプあり、気分と予算に合わせることができます。

 

羽衣の滝 DATA

名称 羽衣の滝/はごろものたき
所在地 北海道上川郡東川町天人峡温泉
関連HP ひがしかわ観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR旭川駅から旭川電気軌道バス旭岳ロープウェイ行き「いで湯号」で1時間20分、天人峡温泉下車、徒歩20分
ドライブで 旭川空港から約34km
駐車場 天人峡公共駐車場(80台/無料)
問い合わせ ひがしかわ観光協会 TEL:0166-82-3761
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

敷島の滝

2018.07.05

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!

ABOUTこの記事をかいた人。

プレスマンユニオン編集部

日本全国を駆け巡るプレスマンユニオン編集部。I did it,and you can tooを合い言葉に、皆さんの代表として取材。ユーザー代表の気持ちと、記者目線での取材成果を、記事中にたっぷりと活かしています。取材先でプレスマンユニオン取材班を見かけたら、ぜひ声をかけてください!

関連記事

よく読まれている記事

こちらもどうぞ