一宮寺(四国八十八ヶ所霊場第83番札所)
香川県高松市一宮町にある四国八十八ヶ所霊場第83番札所、一宮寺(いちのみやじ)。讃岐一之宮・田村神社の第一別当(神社を管理する寺)が寺名の由来。創建の歴史は古く、大宝年間(701年~704年)、奈良仏教の興隆の礎を築いた…
香川県高松市一宮町にある四国八十八ヶ所霊場第83番札所、一宮寺(いちのみやじ)。讃岐一之宮・田村神社の第一別当(神社を管理する寺)が寺名の由来。創建の歴史は古く、大宝年間(701年~704年)、奈良仏教の興隆の礎を築いた…
香川県高松市、高松市西部・五色台の青峰中腹にある天台宗系の単立寺院が根香寺(ねごろじ)。寺伝によれば、入唐前の空海が花蔵院を建立、五大明王を祀ったのが始まりとか。天長9年(832年)、円珍(智証大師)が香木で千手観音を刻…
香川県坂出市、五色台西端の白峰山中腹にある真言宗御室派の古刹、白峯寺(しろみねじ)。寺の縁起によれば、弘仁6年(815年)、空海(弘法大師)が白峰山に宝珠を埋め堂を建立、貞観2年(860年)、円珍(智証大師)が本尊の千手…
香川県坂出市西庄町にある真言宗御室派の古刹、天皇寺。寺伝によれば、神話の時代から霊泉として崇められた「八十場(やそば)の泉」近くに、空海が堂宇を建てたのが始まり。「八十場の泉」は寺から50mほど西にあり、元の79番札所だ…
四国の玄関口のひとつとして栄えた香川県宇多津町にある真言宗と時宗の古刹、郷照寺。「宇多津の大師さん」として親しまれる、四国八十八ヶ所霊場第78番札所。神亀2年(725年)、行基開山、弘仁6年(815年)、空海42歳のとき…
香川県仲多度郡多度津町にある真言宗醍醐派の大本山が道隆寺(どうりゅうじ)。山号は桑多山、本尊は薬師如来で、四国八十八ヶ所霊場第77番札所。山号からわかるように、奈良時代、このあたり一帯は豪族・和気道隆(わけのみちたか)所…
香川県善通寺市金蔵寺町にある天台宗寺門派の古刹、金倉寺(こんぞうじ)。山号は鶏足山(けいそくざん)、本尊は薬師如来で四国八十八ヶ所霊場第76番札所。当地は、空海の甥・円珍(智証大師、比叡山延暦寺5代座主)の誕生地で、金倉…
香川県善通寺市、空海誕生の地に建つ真言宗善通寺派の古刹、総本山善通寺。四国八十八ヶ所霊場第75番札所。高野山、京都の東寺と並ぶ弘法大師の三大霊場のひとつで、真言宗で最初の根本道場。唐から帰朝した空海が、一族の菩提を弔うた…
香川県善通寺市弘田町、甲山の麓、弘田川左岸にある真言宗善通寺派の古刹が甲山寺(こうやまじ)。山号は医王山、四国八十八ヶ所霊場第74番札所。本尊は、空海が満濃池建設の際、工事の無事を祈願して自刻したという檜の一木造りの薬師…
香川県善通寺市にある空海ゆかりの古刹が出釈迦寺(しゅっしゃかじ)で、四国八十八ヶ所霊場第73番札所。我拝師山(がはいしざん)北西麓にある真言宗御室派の古刹で、本尊は釈迦如来。空海幼少期の伝説の行場「捨身ヶ嶽禅定」(奥の院…
香川県善通寺市吉原町にある真言宗善通寺派の古刹が曼荼羅寺(まんだらじ)で、四国八十八ヶ所霊場第72番札所。推古天皇の596年、空海の先祖にあたる佐伯氏の氏寺として建てられたと伝わり、当時は世坂寺(よさかじ)と呼ばれていま…
香川県三豊市三野町、標高382mの弥谷山中腹にある、真言宗善通寺派の大本山が弥谷寺(いやだにじ)。弥谷山は、古くから死霊の住む山として信仰された霊山で、天平年間、聖武天皇の勅願により行基が開山。空海が修業した名刹で、四国…
香川県三豊市にある高野山真言宗の寺、本山寺(もとやまじ)。大同2年(807年)、平城天皇の勅願により、空海が一夜にして本堂を建立したと伝わる古刹で、四国八十八ヶ所霊場第70番札所。山号は七宝山、本尊は四国霊場で唯一の馬頭…
香川県観音寺市(かんおんじし)にある真言宗大覚寺派の古刹、観音寺(かんのんじ)。観音寺市の市名の由来にもなっている名刹で、四国霊場第69番札所。琴弾山中腹に建ち、同じ琴弾山にある琴弾八幡宮の別当、神宮寺として日証上人によ…
群馬県前橋市二之宮町にある古社で、上野国二之宮、『延喜式神名帳』記載(式内社)の赤城神社にも比定される古社が二宮赤城神社(にのみやあかぎじんじゃ)。神社の北東には4基の前方後円墳からなる大室古墳群があり、赤城神と関係の深…
古代から拓けた群馬県富岡市一ノ宮にある古社で上野国一之宮が一之宮貫前神社(いちのみやぬきさきじんじゃ)。祭神は葦原中国(あしはらのなかつくに=日本のこと)平定に功績があった経津主神と比売大神(ひめおおかみ)。比売大神は、…
群馬県伊勢崎市にある平安時代編纂の『延喜式神明帳』記載の古社(式内社)、大國神社(おおくにじんじゃ)。神社の北西2kmの地にある十三宝塚遺跡 (じゅうさんぽうづかいせき)は、古代の佐位郡衙跡(さいぐんがあと)といわれ、郡…
群馬県佐波郡玉村町下之宮にある平安時代編纂の『延喜式神明帳』記載の古社(式内社)、火雷神社(からいじんじゃ)。社伝によれば、創祀は崇神天皇あるいは景行天皇の御代というから神代に遡ります。上州に多い雷の神である火雷神(ほの…