阿蘇山・高岳
阿蘇山(あそさん)というのは、山体の総称で、国土地理院の地形図には、中岳火口の近くに阿蘇山という表示が置かれています。阿蘇カルデラの中央火口丘にあたるのが、いわゆる阿蘇山で、その最高峰が標高1592.3mの高岳(たかだけ…
阿蘇山(あそさん)というのは、山体の総称で、国土地理院の地形図には、中岳火口の近くに阿蘇山という表示が置かれています。阿蘇カルデラの中央火口丘にあたるのが、いわゆる阿蘇山で、その最高峰が標高1592.3mの高岳(たかだけ…
熊本県阿蘇市のカルデラ外輪山の断崖に流れ落ちる夫婦滝が古閑の滝(こがのたき)。厳冬期にに阿蘇谷から吹き上げられた冷風によって、しずくが凍結して氷瀑となり、カメラマンに人気の被写体になっています。阿蘇ユネスコジオパークの古…
阿蘇外輪山には「七鼻」と呼ばれる突き出した場所がありますが、そのうち最も有名なのが熊本県阿蘇市の大観峰(だいかんぼう)。標高は936mで、阿蘇カルデラの外輪山のうち最高所にあるビューポイント。阿蘇ユネスコジオパークの大観…
阿蘇山、中岳火口の東側に位置する展望台が火口東展望所。ここからの眺望は火口はもちろん、中岳山頂を見上げる位置にあり、これが地球かと驚くほどの光景が展開します。仙酔峡と火口西展望所を結ぶ中岳・高岳登山のルート途中にあるため…
世界有数の活火山であり阿蘇カルデラの中心に位置する阿蘇中岳。中岳には7つの噴火口があり最大の第一火口は直径600m、深さ130m。阿蘇公園道路で阿蘇山上広場までアプローチできますが、道路周辺は荒涼とした火山荒原が広がりS…
阿蘇公園道路で阿蘇山上広場を目ざすと、中岳山上には火山荒原が広がっています。中岳火口群の南東に広がる砂漠のような場所が砂千里ヶ浜。数千年前に形成された中岳新期山体の火口原で、黒い砂やスコリアの細粉で覆われています。
世界有数の活火山で阿蘇カルデラの中心に位置する阿蘇中岳。阿蘇山ループシャトルバスの阿蘇山上広場に降りるとそこは中岳山上の火山荒原だ。火山ガスの臭気が立ちこめるなか、火口縁まで遊歩道が設けられ荒涼たる砂千里ヶ浜を歩くことが…
富士スバルライン終点の五合目駐車場は、シーズン中は満杯になることもしばしば。そこで2.5kmほど手前の四合目、奥庭入口(奥庭駐車場)に車を入れるのが賢い裏技。御庭・奥庭と呼ばれる自然の庭園の散策も楽しめるのです。駐車場か…
青木ヶ原樹海(山梨県鳴沢村)にある、全長153mの溶岩洞穴。貞観6年(864年)、富士山の側火山・長尾山の爆発の際に誕生したもの。内部は照明も完備され、気軽に洞穴探検が楽しめます。縦方向の穴を進むと、奥には左右が氷の壁に…
磐越自動車道磐梯河東IC方面(表磐梯)と磐梯高原(裏磐梯)を結ぶ磐梯山ゴールドライン途中で、磐梯山の眺望がいいのが裏磐梯側の最初のパーキングである黄金平(こがねだいら)。名前の通り1110m内外の少し平坦な地で角度的にち…
十勝岳(2077m)の山腹、標高930mほどの場所に位置する展望台が望岳台(十勝岳望岳台)。十勝岳連峰(十勝火山群)の主峰で、深田久弥の『日本百名山』の一座にもなっている十勝岳の登山口でもあるので、観光客のほか、登山者で…
磐梯山の大爆発によりできた湖沼群の総称が五色沼。湖底の沈殿物や棲息する生物などで湖水の色がさまざまに異なります。これら数十個の湖沼をめぐる全長3.6kmの自然探勝路も整備されていて、気軽に散策が楽しめます。入口は裏磐梯ビ…
磐梯山の北麓、磐梯高原の標高800m内外に点在する湖沼群の総称が五色沼。明治21年7月15日、磐梯山の大爆発による小磐梯の山体崩壊で、川が堰き止められて誕生した湖沼群のひとつ。五色沼湖沼群と呼ばれる沼はその数30ほど。磐…
福島県北塩原村の磐梯高原。五色沼湖沼群のひとつで、五色沼自然探勝路途中にあるみどろ沼(深泥沼)は、不思議な沼。上流側に位置する竜沼(たつぬま)のpHが6.2、下流側の赤沼はpH3.8という隔たる数字で、その中間がみどろ沼…
磐梯高原屈指の景勝地・五色沼は、沼の水に鉄、アルミニウム、マンガン、カルシウム、硫酸などがイオンの形で含有され、近接する沼でもその色合いが微妙に異なります。弁天沼、瑠璃沼、青沼など青い沼が多いのですが、鉄分が多いため沼畔…
福島県北塩原村、磐梯高原の五色沼湖沼群のなかで、もっとも神秘のベールに包まれているのが瑠璃沼(るりぬま)。珪酸アルミニウムとウカミカマゴケが影響して瑠璃色になっていると推測されています。透明度も摩周湖並みの21mという素…
磐梯高原(福島県北塩原村)、五色沼自然探勝路の桧原湖(ひばらこ)側入口にある沼が柳沼。標高は830mで五色沼中で最も標高が高い沼となっています。五色沼は東へとゆるやかに傾斜する台地にあるので、入口すぐに柳沼のある桧原湖側…
福島県北塩原村、磐梯高原の景勝地・五色沼。青沼は、多量のカルシウムと硫酸イオンを含む水質で、しかも沼の底にはウカミカマゴケが茂るために、その名の通り深い青色に見える沼。標高は815m、周囲はうっそうと茂る森で、青い沼をい…