布良崎神社
天富命(あめのとみのみこと)が阿波(あわ=現在の徳島県)の忌部一族(いんべいちぞく=古代朝廷における祭祀を担った氏族)を率いて南房総に上陸、安房(あわ)を開いたという伝説がありますが、天富命が上陸したと伝わる地が、館山市…
天富命(あめのとみのみこと)が阿波(あわ=現在の徳島県)の忌部一族(いんべいちぞく=古代朝廷における祭祀を担った氏族)を率いて南房総に上陸、安房(あわ)を開いたという伝説がありますが、天富命が上陸したと伝わる地が、館山市…
南房総にある登山に人気の双耳峰で、県立富山自然公園の中心。その名は阿波(あわ=徳島県)の忌部(いんべ)族を率いて南房総(安房=あわ)に上陸、開拓したといわれる天富命(あめのとみのみこと)に由来し(天富山が富山に転訛)、曲…
南房総にある標高336.3m(北峰)の秀麗な双耳峰。千葉県内で唯一山名に「岳」が付きますが、その名に恥じず千葉県では珍しい岩峰となっています。伊予国(愛媛県)の石鎚山(いしづちさん=伊予の大岳)に、山容が似ていることが名…
房総半島最西端の洲崎にある大正8年初点灯の灯台。対岸の三浦半島にある剱埼灯台(つるぎざきとうだい)とともに東京湾を出入りする船を守っています。見学できる参観灯台ではありませんが晴れた日には、三浦半島、富士山、伊豆大島を眺…
JR内房線館山駅徒歩5分のところにある北条海岸。一帯では、ヨットやウィンドサーフィンなどのマリンスポーツが盛んで、空気の澄んだ日には、美しい富士山を眺めることが出来ます。5月中旬〜下旬にかけて、淡いピンク色のハマヒルガオ…
富津岬のすぐ南、磯根崎の漁港横の浜にはハマヒルガオが群生。周辺に土砂などが不法投棄されると、浜の保水性が高まり、ハマヒルガオの生育環境が脅かされることに。磯根海岸では地元クリーンネットふっつがその保全に努めており、絶滅寸…
上総湊海岸(上総湊海水浴場)に隣接する3.6haの海浜公園。上総湊港海水浴場を中心に遊歩道が整備され、北側の海岸はハマヒルガオの保護区域で、例年5月頃には花盛りに。南側に遊具施設も配されています。駐車場も南北2ヶ所用意。…
遠浅で知られる富津市の大貫中央海水浴場ですが、大貫海岸では防潮堤の海側の浜をハマヒルガオが這うように群生。例年ゴールデンウィーク頃に見頃を迎え、6月頃まで花見が楽しめます。晴れた日には富士山とハマヒルガオの競演も。
富津市竹岡地区を走る国道127号で、国道より山側に並走する旧道にあるのが旧城山隧道(燈籠坂大師切通しトンネル)。鋸山山上にある金谷石の採石場のような雰囲気のトンネルで、現在では脇にある燈籠坂大師(とうろうざかだいし=東善…
南房総白浜を流れる長尾川を流れる石造アーチ橋。関東地方では唯一の3連の石造アーチ橋で、3連ですが、川面に映る姿から「めがね橋」と通称されています。明治21年の架橋で、材料となった石は資金不足のため、長尾川河口のみずるめの…
館山市街の南に位置する標高65mほどの丘陵は、1580(天正8)年、里見義頼(さとみよしより)が築いた館山城跡。城跡一帯は「日本の歴史公園100選」にも選定される城山公園として整備され、城山山頂には、模擬天守が建てられて…
太平洋戦争の敗色が濃厚となり、アメリカ軍の房総半島上陸の可能性が囁かれた戦争末期、館山市に海軍は秘密基地を構築します。秘密基地ゆえに、いつ頃掘られたのかも不明確な地下壕ですが、謎を秘めながらその一部が公開されています。
南房総市の白浜町市街地から安房グリーンラインを北上。安房白浜トンネルを出たところにあるのが、「大規模海底地すべり地層」。海底で起きた大規模な地すべりの跡が残る地層なんだとか。
718(養老2)年5月2日、能登国(のとのくに)と同時に設置されたのが安房国(あわのくに)。元八幡神社は安房国の総社として国司が赴任した国庁近くに創建された古社です。鎌倉時代に総社としての機能が衰微し、源氏の影響で武神で…
安房の国の神々を集めて祀った総社。平安時代の初め、安房国総社として国府のあった国府村(現・南房総市府中)に創建され、鎌倉時代に源氏の氏神である八幡宮に変わり現社地に遷座しています。源頼朝が安房国で再起の際には、この社に武…
南房総・館山市の知る人ぞ知るご利益スポットが、常楽山萬徳寺。境内に安置された全長16m、重さ30tの巨大な釈迦涅槃仏(しゃかねはんぶつ)は、大願成就、また足腰の弱い人にご利益があるといわれています。仏教の修業を重ねた尼僧…
千葉県館山市の那古にある奈良時代創建という古刹。『那古寺縁起』によれば、717(養老元)年に行基(ぎょうき)が創建したと伝えられる真言宗智山派の寺です。かつては源頼朝、足利氏、里見氏らの信仰を集め、源頼朝が本尊の千手観音…
館山湾を見下ろす、堂山(107.5m)中腹の崖に建つ大福寺は、真言宗智山派の古刹。717(養老1)年に行基が東国行脚の折、地元漁民の海上安全と豊漁を祈願して、岩肌の自然石に十一観世音菩薩を彫刻し開山と伝えられます。県内最…