陸奥国分寺本坊
薬師堂の建つ陸奥国分寺跡の西に位置するのが近代的な伽藍の陸奥國分寺本坊。1607(慶長11)年、伊達政宗が建立した三院二十四坊のうち、藩政時代の陸奥国分寺運営に当たった三院の一つである別當坊(佛性坊)が前身。護国山という…
薬師堂の建つ陸奥国分寺跡の西に位置するのが近代的な伽藍の陸奥國分寺本坊。1607(慶長11)年、伊達政宗が建立した三院二十四坊のうち、藩政時代の陸奥国分寺運営に当たった三院の一つである別當坊(佛性坊)が前身。護国山という…
陸奥国分寺(むつこくぶんじ)は、741(天平13)年、聖武天皇の発願で全国に建立された国分寺の一つで最北の国分寺。古代の陸奥国の国府や現在の仙台市にあり(郡山遺跡)、国府と軍事拠点は724(神亀元)頃、北の多賀城に移って…
下北半島東端の岬。先端は草原状となり白亜の尻屋埼灯台が建っています。灯台は明治9年、「日本の灯台の父」と称されるブラントンによって設計された灯台で、レンガ造りの灯台としては日本一の高さ。「日本の灯台50選」にも選定。周辺…
5層天守閣としては日本最古の城。築城は1504(永生元)年ですが、5層天守閣となったのは1593〜1594(文禄2〜3)年のこと。鉄砲や矢を放つ狭間(さま)も117ヶ所も設けられ、実戦を意識した設計であることがよくわかり…
前回に引き続き、一般社団法人プレスマンユニオンのご案内で千葉県鴨川市を取材した際のことをつづります。2日目(2月26日)に訪れた「みんなみの里〜鴨川市総合交流ターミナル〜」での食用菜花(ナバナ)摘みは、3月上旬までだそう…
2月25、26日に、一般社団法人プレスマンユニオンのご案内で千葉県鴨川市を取材しました。2日目に訪れた「菜な畑ロード」の菜の花摘み体験期間が3月12日(日)までなので、まずはこちらからご紹介しようと思います。 I vis…
1583(天正11)年、真田昌幸が築城した上田城。現在の城郭は真田氏の次に上田藩主となった仙石忠政によって江戸時代初期に復興されたもの。城跡は現在、ケヤキ並木が囲む「上田城跡公園」として整備されています。関ヶ原合戦の際に…
松代城(海津城/かいづじょう)は武田信玄と上杉謙信が相まみえた川中島合戦の際、1560(永禄3)年に信玄の拠点として築かれ、1622(元和8)年からは真田氏の居城となった城。『甲陽軍鑑』によれば山本勘助の築城。松代城公園…
国の史跡で「日本100名城」にも選定される八戸氏の居城、根城(ねじょう=「史跡 根城の広場」)入口に立つミュージアム。縄文時代から近世を中心に八戸の歴史や文化、民俗を詳しく紹介しています。実際に縄文土器の破片に触ったりで…
青森県八戸市街地の西端、馬淵川南岸の河岸段丘上に築かれた中世の城。後醍醐天皇の皇子・義良親王(のりよししんのう=後村上天皇)を奉じて陸奥国に下向した北畠顕家(きたばたけあきいえ)が南朝方の拠点として築城。南朝方の根本とな…
富士宮市にある古社で、世界遺産富士山(「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」)の構成資産のひとつ。「富士本宮浅間社記」には、浅間大社は山宮の地から遷座したとあり、ここが富士山信仰のルーツと考えられています(浅間大社も含め、全…
富士宮市の村山地区は、富士山における修験道の中心地。そこに鎮座する村山浅間神社は世界遺産富士山(「富士山-信仰の対象と芸術の源泉」)の構成資産の一つ。富士山の火山活動が沈静化した平安時代の末期、富士山頂に大日堂を建立した…
昔ここに住んでいた田貫長者の庭池だったと伝えられる池。関東大震災後、芝川の水量が減少し、農業用水確保のために昭和10年から沼地に堤防を建設。現在は、水深8m、周囲4.5kmの潅漑用貯水池になっています。逆さ富士で有名で、…
富士山麓では、もっともミステリアスなムードが漂う溶岩洞窟が人穴(ひとあな)で、浅間大菩薩(せんげんだいぼさつ)の御在所とされる富士講の聖地。まつわる伝説も多く、『吾妻鏡』には建仁3年(1203年)には、源頼朝が仁田忠常(…
静岡県富士宮市猪之頭、田貫湖畔から北へ続く、東海自然歩道富士宮コース沿いの五斗目木川(ごとめきがわ/芝川支流)の源流に位置する湧水の滝。1193(建久4)年、源頼朝の富士の巻狩りの際、滝の近くに一夜の陣を敷いたのが滝名の…
国道139号近くにあり、源頼朝の富士の巻狩りの際に曾我兄弟が工藤祐経(くどうすけつね)の仇討ちを密談。滝の音が消えるように念じたら、その音が見事に止まった、という伝説が残されおり、それが滝名の由来に。すさまじい轟音ととも…
断崖から白い絹糸を垂らしたように流れ落ちる優美なさまから、名が付けられたのが静岡県富士宮市の白糸の滝。高さ20m、幅121mで、富士山麓では最大の滝で、滝壺近くまで下りることも可能。川の水は平均水温11度と冷たく、夏でも…
韮崎段丘の中央にこんもりと盛り上がった王仁塚(わにづか)。塚の中央に樹齢約300年のエドヒガンザクラの巨木があり、例年、山高の神代桜と同じ時期(4月上旬頃)に見頃を迎えています。以前はあまり知られていませんでしたが平成1…