掛川城
東海道の要衝を守る名城、掛川城。現在の天守は、平成6年、日本で初めて木造で復元された復元天守ですが、往時の様子を忠実に再現しています。近世城郭を築いたのは、平成18年のNHK大河ドラマ『功名が辻』の主人公・山内一豊。天下…
東海道の要衝を守る名城、掛川城。現在の天守は、平成6年、日本で初めて木造で復元された復元天守ですが、往時の様子を忠実に再現しています。近世城郭を築いたのは、平成18年のNHK大河ドラマ『功名が辻』の主人公・山内一豊。天下…
地鯉鮒宿(ちりふしゅく/現・知立市)と鳴海宿(なるみしゅく/現・名古屋市緑区鳴海町)の間にある東海道の宿場(間の宿)が有松宿で、間の宿ながら愛知県内の宿場では往時の様子をもっとも色濃く残している宿場です。1608(慶長1…
江戸時代に東海道の「間の宿」として栄えた有松(ありまつ/名古屋市緑区)の名物が有松絞り。その家並みは重要伝統的建造物群保存地区となっていますが、その一画に建つ有松鳴海絞会館は、絞りの歴史資料や技術を、実物で展示解説する資…
名古屋駅と名古屋城の間、四間道(しけみち)と呼ばれる道沿いに土蔵や町屋が軒を連ねる一角があります。名古屋城築城に伴い、それまでの尾張の中心地であった清洲から城下町機能の全てが移転し(「清洲越し」のと呼ばれる城下町の移転)…
名古屋市中区大須3丁目、万松寺(ばんしょうじ)は、1540(天文9)年に、織田信長の父、織田信秀により織田家の菩提寺として開基された古刹。曹洞宗(禅宗)・大本山總持寺の末寺で十一面観音菩薩が本尊。正式の寺号は亀嶽林山萬松…
正式には、真福寺寶生院(ほうしょういん)といい、一般には大須観音の呼び名で親しまれる寺。もともと尾張国長岡庄大須郷(現在の岐阜県羽島市桑原町大須)にあった寺を徳川家康がそのあらたかなる霊験ゆえに名古屋に移したもの。以後、…
愛知県内に現在も残る5つの一里塚のひとつで、名古屋市内では唯一残っているもの。一里塚は1604(慶長9)年に徳川幕府が街道を整備し、一里(約4km)ごとに塚を築き、その上に木を植えて道しるべとしたもの。笠寺一里塚は、東海…
笠寺観音の宿坊として創立し、本尊の不動明王は紀州熊野新宮の本尊であったものが伝来、厄除満願不動として信仰されています。豊臣秀吉より授かった天満宮(笠寺天満宮)の一堂もあり、お酒をお供えると顔面が赤くなるとの言い伝えから、…
笠寺観音は、正式名を笠覆寺(りゅうふくじ)といい、創建は736(天平8)年という古刹。雨でずぶぬれになった十一面観世音菩薩に、自分の笠をとってかぶせた心の優しい娘を藤原兼平がみそめ、妻として迎えたという玉照姫の伝説が残さ…
犬山は城下町が形成された時代のままの町割りがほぼ完全に残されていますが、本町通りは城下町のメインストリート。大手門跡(現在の犬山市福祉会館)から南が町人地として町割された場所で、上本町・中本町・下本町・名栗町・外町・鵜飼…
犬山城の麓に位置する1586(天正14)年頃の創建の神社。かつては犬山城内の三狐寺山(現在の丸の内緑地公園)に鎮座し、犬山城を築いた織田信長の叔父・織田信康に篤く崇敬されました。江戸時代には犬山城主・成瀬家歴代の祈願所と…
木曽川の河畔の小山の頂に建つ犬山城。松本城、彦根城、姫路城、松江城と並ぶ国宝5天守のひとつで、築かれた年代は最古級という天守です。木曽川を隔てた対岸は中山道の鵜沼宿(うぬましゅく)で、濃尾平野北端の交通の要衝に位置してい…
姫路城、彦根城、松本城、松江城と並ぶ国宝の天守が犬山城。天文6年(1537年)、鵜沼を対岸に木曽川を眼下にする要衝に織田与治郎信康(織田信長の叔父)が築いた天守は現存する日本最古の様式。木之下城(現・愛知県犬山市犬山愛宕…
伊豆半島の南端、太平洋に突き出した岬が石廊崎(いろうざき)です。「日本の灯台50選」にも選定される石廊埼灯台からさらに先端へと向かうと、その断崖にはなんと石室神社(いろうじんじゃ、いしむろじんじゃ)が鎮座しています。
静岡市の中心に位置する二重の堀と美しい石垣に囲まれた、静岡市民憩いの場。かつて徳川家康が築城、余生を送った駿府城の跡で、駿府藩の藩庁。府中城や静岡城とも呼ばれています。日清戦争後の明治29年から終戦まで、静岡歩兵第三十四…
「伊豆の松島」という別名もある堂ヶ島。 美しい景観は実は海底火山がつくったものだとか。今回は有名な天窓洞横の亀島&蛇島(じゃじま)をクローズアップ。
もともとは南海の海底火山がマントル対流にのって北上、本州にぶつかって誕生したのが伊豆半島。 伊豆半島ジオパークはユネスコの「世界ジオパーク」に認定されていますが、必踏の地が堂ヶ島の天窓洞です。
富士山頂にピッタリと日が沈む、あるいは逆に日が昇ることを「ダイヤモンド富士」といいます。 その絶景の場所が、静岡県富士宮市の田貫湖(たぬきこ)です。