大山祇神社(西会津町)
瀬戸内海の大三島(愛媛県今治市)が総本社の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ=全国の山祇神社、三島神社の総本社)の分社で、会津六詣出の一社が福島県西会津町の大山祇神社。社伝によれば宝亀9年(778年)創建という古社で、大和…
瀬戸内海の大三島(愛媛県今治市)が総本社の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ=全国の山祇神社、三島神社の総本社)の分社で、会津六詣出の一社が福島県西会津町の大山祇神社。社伝によれば宝亀9年(778年)創建という古社で、大和…
福島県須賀川市、古寺山白山寺の参道両側に植栽されたアカマツを主体に杉を混ぜた並木が、古寺山の松並木(古寺山白山寺参道)。最大のものでは推定樹齢200~300年、樹高20~25mという見事なアカマツがあります。白山寺は養老…
福島県会津若松市、神明通り南交差点ちかくにある江戸時代中期創業という、絵ろうそくの店が小澤蝋燭店(おざわろうそくてん)。江戸時代には貴重な産物として珍重された絵ろうそくは、花柄がほとんど。ぼたん、梅、菖蒲や菊、椿など、日…
福島県南会津郡下郷町、会津鉄道会津線の駅が湯野上温泉駅(ゆのかみおんせんえき)。昭和7年、国鉄会津線の湯野上駅として開業、昭和61年に国鉄会津線が3セク方式の会津鉄道になった翌年、大内宿の街並みをイメージする茅葺き屋根に…
福島県白河市、下野国(しもつけのくに)と陸奥国(むつのくに)の国境の関があった白河の関跡を境内とする神社が白河神社。関の明神、二所関明神と呼ばれ、社伝によれば、古墳時代の成務天皇5年(315年)、白河国造・鹽伊乃自直命(…
福島県白河市南部、旗宿(はだじゅく)に置かれた奥州三関(奥州三古関)のひとつが白河の関。古代、ヤマト王権の前線基地だったとも推測され、蝦夷(えみし)の南下を阻み物資の往来を取り締まったのが始まり。奈良時代から平安時代に機…
元禄2年(1689年)、松尾芭蕉は『奥の細道』の道中で、4月22日(西暦6月9日)から須賀川宿(現・福島県須賀川市)に7泊も滞在しています。芭蕉が参拝したといわれる須賀川宿に建つのが風流のはじめ館。展示室「文化伝承の間」…
福島県須賀川市にある浄土宗の寺、十念寺。来迎山白道院十念寺は、益子の円通寺の末寺として文禄元年(1592年)創建。元禄2年4月28日(1689年6月15日)、松尾芭蕉は『奥の細道』の道中で須賀川宿に7泊もし、出発の前日、…
福島県福島市、磐梯吾妻スカイラインの浄土平駐車場(標高1580m)から西へ一切経山の登山道を歩き、酸ガ平湿原を抜けた先にあるのが鎌沼(標高1760m)。浄土平駐車場から徒歩1時間ほどで到達できますが、火山活動に留意しての…
福島県福島市、吾妻連峰(東吾妻火山群)で今も噴気を上げる一切経山(いっさいきょうざん/1949.1m)と家形山(1877m)の間にある直径500mほどの火口に水が溜まったのが五色沼。その神秘的な雰囲気から魔女の瞳、あるい…
津軽富士と呼ばれる青森県の最高峰、岩木山(1624.6m)。岩木山は「雪形の棲む山」として日本一と称賛したのは山岳写真家で、『山の紋章・雪形』の著者、田淵行男。雪解けで岩肌がウサギに見える「黒うさぎ」(竜の子)のほか、田…
福島市の西方にそびえる成層火山で妻連山の中核、吾妻小富士(1707m)。北東斜面に現れるのは「雪うさぎ」と通称される種まきうさぎ。雪解けとともにウサギの形に雪渓が残り、農業開始の指針とされてきたことから種まきうさぎとして…
秋田県では秋田富士、山形県では出羽富士と呼ばれる鳥海山(2236m)。雪形としては鳥海山の南麓、山形県側からの「種まきじいさん」が有名ですが、近年、秋田県にかほ市から眺めると、パンダの雪形が出現すると話題になっています。…
山形県、秋田県の県境に位置する鳥海山(2236m)。鳥海山南麓、山形県酒田市、遊佐町(ゆざまち)などから眺めると、雪解けの山肌が種を撒く爺さんの姿に見える雪形が、種まきじいさん。例年4月下旬〜5月上旬から出現し、ちょうど…
福島県福島市と猪苗代町との境にある標高1949.1mの活火山が一切経山(いっさいきょうざん)。磐梯吾妻スカイラインの浄土平駐車場から酸ガ平分岐を経て一切経山へと登る登山道があり、比較的手軽に山頂に達することができますが、…
南部富士と呼ばれる岩手山(岩手県八幡平市・滝沢市・雫石町)ですが、巌鷲山(がんじゅさん)という名があるように、春、雪解けとともに表岩手側から眺めると、山頂の岩肌が鷲の形(鷲の雪形)になることから、岩鷲山、転じて巌鷲山とも…
北アルプスで有名な雪形が白馬岳の代掻き馬と蝶ヶ岳(長野県安曇野市、松本市)の蝶の雪形。ともに山名の由来となった雪形です。蝶ヶ岳は常念岳から南に連なる2677mのピークで、蝶の雪形の雪渓の雪解け水は蝶沢となって本沢(烏川)…
春の農作業の開始時期を里人に告げる雪形。北アルプスでは白馬岳の山名の由来となった代掻き馬(しろかきうま=代馬)が有名ですが、常念岳(2857m/長野県安曇野市・松本市)では、前常念岳南側の谷に5月中旬〜5月下旬に雪渓とな…