温泉達人・飯出敏夫の『糸魚川 魅力の4秘湯』 (3)焼山温泉
糸魚川市街から車で約30分、正面に焼山や火打山の稜線を仰ぎ見る早川沿いに入ったところに昭和57年に開業した比較的新しい温泉が焼山温泉。一軒宿だが規模は大きく、本館と別館、浴場棟のほか、大広間や個室食事処がある棟の4棟が並…
糸魚川市街から車で約30分、正面に焼山や火打山の稜線を仰ぎ見る早川沿いに入ったところに昭和57年に開業した比較的新しい温泉が焼山温泉。一軒宿だが規模は大きく、本館と別館、浴場棟のほか、大広間や個室食事処がある棟の4棟が並…
糸魚川市街から約10km、国道148号の根知谷入口からおよそ12km入った日本百名山の一峰、雨飾山の北中腹にある一軒宿の秘湯、雨飾温泉。路線バスの山寺上バス停から徒歩2時間もかかるので、秘湯の環境からいえばここが糸魚川市…
糸魚川市の市域は広い。ここは長野県境付近、白馬岳の東北麓、標高1500mの山腹に湧く秘湯中の秘湯といえる一軒宿の温泉が蓮華温泉。アプローチは国道148号の平岩。ここからおよそ22kmの山道を分け入る。それでも7月初め~1…
新潟県新発田市にある五十公野公園(いじみのこうえん)は、標高20mから85mの丘陵地にある総面積約90haの自然公園。そのうち1.8haが昭和53年から「あやめ園」として整備され、300種60万本のアヤメが植栽されていま…
足軽長屋は、その名の通り藩政時代の新発田藩(しばたはん)足軽の住居で、茅葺き平屋建ての八軒長屋。新発田藩の普請奉行が建てた棟札から1842(天保13)年築ということが判明しており、藩政時代には北長屋と呼ばれていました。幕…
阿賀北(阿賀野川北部)にある10万石の城下町・新発田。清水園は、約4600坪の敷地に、書院や京風庭園などが点在する、新発田藩藩主・溝口家の下屋敷跡。3代藩主・溝口宣直(みぞぐちのぶなお)の治世の1666(寛文6)年に棟上…
北方文化博物館・新潟分館は、新潟の旧市街にあり、建物は明治28年に建てられたもの。当初の所有者は日本海の油田掘削で富を得た長岡の清水常作(しみずつねさく)。やがて明治末期には、かつて「越後の豪農」と称された、伊藤家6代目…
新潟市の江南区、沢海(そうみ)地区にあるのが越後随一の豪農・豪商、伊藤家。伊藤家が明治15年〜22年に築いた邸宅と庭園が一般公開されているのが、北方文化博物館で、とくに庭園は国の名勝に。阿賀野川と小阿賀野川に挟まれた沢海…
戦国時代には、信濃川河口右岸の蒲原津、阿賀野川河口(現・通船川河口)右岸の沼垂湊(ぬったりみなと)、信濃川河口左岸の新潟津が「三か津」と総称されていましたが、江戸時代には新潟津が北前船の寄港地として、さらに長岡藩の外港と…
明治時代の大商家、斎藤家の邸宅の一部(明治40年代の建築物と推定)を、東堀通7番町から白山公園内に移築復元したのが燕喜館。奥座敷、前座敷、居室、茶室は、茶道や俳句などの伝統的文化活動に有料で利用できるほか、利用されていな…
上越新幹線開通を記念して昭和57年に建立した高さ30.16mという巨大な鳥居が弥彦の大鳥居。弥彦村役場近くの県道29号(吉田弥彦線)に建っています。弥彦神社(正式名は彌彦神社)一の鳥居をモデルにしており、「彌彦神社」と記…
三輪山(467.1m)を御神体として、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を祀る古社、大神神社(おおみわじんじゃ)。『古事記』、『日本書紀』にもその由緒が記されていますが、三輪明神とも呼ばれる神社に本殿がないのは、後方に…
弥彦山の山頂(神剣峯/634m)に鎮座する弥彦神社(正しくは彌彦神社)の奥宮が弥彦神社御神廟(彌彦神社御神廟)で、天香山命と妃神熟穂屋姫命を祀る弥彦山随一のパワースポット。弥彦山をご神体として祀る弥彦神社ですが、祭神の天…
霊山・弥彦山の麓に建ち、農業・漁業の神さま天香語山命(あめのかごやまのみこと)を祀るのが弥彦神社(正しくは彌彦神社)で越後国一之宮。天香語山命は、神武天皇の越国(こしのくに=越後・越中・能登・加賀・越前の5国)開拓経営の…
弥彦神社の再建と、鉄道の開通を記念して造られた16万平米という広大な公園が弥彦公園で、弥彦神社の外苑にあたる場所。4月の桜(八重桜、ソメイヨシノが約1000本)、5月のツツジ・サツキ・藤と10月下旬〜11月中旬のもみじ谷…
雪解けの6月には水芭蕉の花が満開に自然園の湿原中に咲き誇っていました。 7月にはシラネアオイ、キヌガサソウ、サラサドウダン、サンカヨウ、チングルマなどの花も楽しめまました。短い夏を惜しむかのように咲き誇る高山植物。「お盆…
2017年7月18日にリニューアルされた栂池ビジターセンター。入館者の感想は、「楽しめた!」というのが圧倒的な多数ですが、「温かみを感じる」、「のんびりできる雰囲気」という声も多く聞かれました。「温かみ」の背景に、実は平…
白馬三山を眺める、雲上の別天地・栂池自然園。 「いちばん美しいところ」として注目を集める高層湿原ですが、下界でゆっくり朝食を取って、栂池パノラマウェイに乗り込んで・・・、となると歩き始めるのが昼近くに。