松下村塾
萩城下の松本村(現在の萩市椿東松本)は、明治維新の精神的指導者として知られる吉田松陰(よしだしょういん)の実家、杉家があった場所。吉田松陰の叔父である玉木文之進(たまきぶんのしん)が天保13年(1842年)に開いた私塾・…
萩城下の松本村(現在の萩市椿東松本)は、明治維新の精神的指導者として知られる吉田松陰(よしだしょういん)の実家、杉家があった場所。吉田松陰の叔父である玉木文之進(たまきぶんのしん)が天保13年(1842年)に開いた私塾・…
萩城下の菊屋横丁沿いに建つのが高杉晋作旧宅(高杉晋作誕生地)。天保10年8月20日(1839年9月27日)、萩藩士大組士・高杉小忠の長男として生まれた高杉晋作。禄高200石ほどの中級武士・高杉小忠太の長男として生まれまし…
長州藩の尊王攘夷の志士として活躍し、奇兵隊を創設し、長州藩を倒幕に傾けた明治維新の立役者のひとり、高杉晋作。慶応3年4月14日(1867年5月17日)、肺結核を療養中の下関市桜山で没。下関市の妙蓮寺前に「高杉晋作終焉の地…
山口県下関市の東行庵境内にある高杉晋作顕彰碑。明治44年5月20日、井上馨によって除幕されています。撰文は伊藤博文で、杉孫七郎が揮毫しています。 高杉晋作顕彰碑 碑文 動けば雷電の如く、発すれば風雨の如し。衆目駭然として…
明治維新の立役者のひとりとして知られる高杉晋作の霊位礼拝堂として明治17年、下関に創建されたのが曹洞宗の寺、東行庵(とうぎょうあん)。初代庵主となったのは、晋作の死後、曹洞宗総本山永平寺貫主・久我環渓禅師から得度を受けた…
下関市の沖合400mに浮かぶ巌流島(がんりゅうじま)は、関門海峡に浮かぶ小島。正式名は船島ですが、佐々木小次郎の号である厳流から今では巌流島と呼ばれています。二刀流の達人・宮本武蔵と燕返しで知られる、佐々木小次郎が慶長1…
昭和56年11月25日に発売され、翌昭和57年のヒット曲となった中村雅俊の『心の色』。中村雅俊主演のドラマ『われら動物家族』(TBS系列・昭和56年放送)の主題歌にもなっています。作詞者の大津あきらの故郷、山口県長門市の…
昭和62年7月5日に発売された徳永英明のシングル『輝きながら・・・』。徳永の出世作として知られる『輝きながら・・・』の歌碑が山口県長門市の仙崎、青海島シーサイドスクエアのショップ青海島前に立っています。仙崎は、作詞の大津…
古には大陸や日本海交易で栄えた長門市仙崎。極楽寺の創建は延歴3年(784年)と古く、鎌倉時代に現在地に移転したと伝えられています。金子みすゞ作『仙崎八景』のひとつとして詠われており、仙崎みすゞ通りに面した山門前には『極楽…
金子みすゞの故郷、山口県長門市の仙崎みすゞ通りの起終点でもある、仙崎砂洲先端の瀬戸の渡しからほど近い場所に建つのが、遍照寺(へんしょうじ)。15世紀末の創建といわれる浄土真宗の寺で、金子みすゞの墓所があります。金子みすゞ…
仙崎漁港に面して建つ、八坂神社。かつては祇園社と呼ばれていました(今も祇園様と呼ばれています)。みすゞ通りにも小さな鳥居があり、ここに金子みすゞの童謡詩「祇園社」の碑が立っています。王子山、弁天島、花津浦、極楽寺、波の橋…
金子みすゞの故郷、山口県長門市仙崎。JR仙崎駅から仙崎の岬の先端へ、北にのびる1kmほどの道が仙崎みすゞ通り。沿道には、金子みすゞ記念館が建っている金子みすゞの生家跡や、童謡詩に描いた店や風景、みすゞの墓がある偏照寺など…
明治36年、山口県大津郡仙崎村(現・長門市仙崎)に生まれた童謡詩人・金子みすゞ(本名:金子テル)。仙崎みすゞ通りの仙崎西祇園に建つのが金子みすゞ記念館。常設展示室「みすゞの原風景」では、512編の遺稿集など、みすゞゆかり…
関門海峡をくぐり山口県下関市と福岡県北九州市を結ぶ国道2号の海底トンネルが関門トンネル(関門国道トンネル)。NEXCO西日本が管理する有料道路となっています。昭和12年に早くも試掘導坑の掘削が開始され、戦争を挟んで昭和3…
本丸(天守・御殿)、二の丸、三の丸と、さらには指月山に詰城と堅牢な防御を誇った萩城。本丸の南西部に配された天守は桃山時代初期の様式で、高さ21m、5層5階の複合式望楼型の壮麗なものだったとか。現在は天守跡(天守台)の石垣…
山口県萩市街の北西、海に突き出すようにそびえる指月山(しづきやま/標高145m)の山頂と山麓に、慶長9年(1604年)から4年の歳月をかけ、毛利輝元(もうりてるもと)が築城した、平山城の城跡が萩城跡(はぎじょうせき)。平…
山口県山口市にある毛利家の菩提寺。応永11年(1404年)、周防・長門・豊前の守護大名・大内盛見(おおうちもりはる)が祈願所として建立した国清寺が前身。毛利氏が防長に転封されてからは、毛利隆元(もうりたかもと=毛利元就の…
山口県防府市(ほうふし)松崎にある菅原道真(すがわらのみちざね)を祀る古社が防府天満宮。社伝によれば、讒言(ざんげん)で失脚した菅原道真は、九州・大宰府(だざいふ)に左遷される途中、防府に立ち寄り、死後、魂となって帰って…