旧水海道小学校(茨城県立歴史館)
茨城県立歴史館(茨城県水戸市)の正門を入ってすぐ、旧水海道小学校本館が移築保存されています。舟運で栄え進取の気性がある水海道(みつかいどう=現・常総市)から移築された、八角形の塔屋と深い軒出しが印象的な木造二階建ての疑洋…
茨城県立歴史館(茨城県水戸市)の正門を入ってすぐ、旧水海道小学校本館が移築保存されています。舟運で栄え進取の気性がある水海道(みつかいどう=現・常総市)から移築された、八角形の塔屋と深い軒出しが印象的な木造二階建ての疑洋…
昭和35年3月に初点灯、東日本大震災後の平成24年3月12日に建て替え、再点灯となった関東最北にある白亜の灯台が茨城県北茨城市の五浦岬公園(いずらみさきこうえん)近くに建つ大津岬灯台。塔高は16mですが、高台にあるため海…
奈良時代の天平13年(741年)、仏教による国家鎮護のため聖武天皇の詔により、諸国に建立された国分尼寺(正式名は法華滅罪之寺)のうち下野国(しもつけのくに=現在の栃木県)に建立されたのが、下野国分尼寺で、その下野国分尼寺…
奈良時代の天平13年(741年)、仏教による国家鎮護のため聖武天皇の詔により、諸国に建立された国分寺(正式名は金光明四天王護国之寺)。国府に近く、水害の憂いなく長久安穏の場で、国華として仰ぎ見るのによい地形ということから…
栃木県栃木市惣社町にある古社が大神神社(おおみわじんじゃ)。惣社町という町名が示すとおり、大神神社は、律令制確立期の奈良時代〜平安時代、下野国の総社だった神社です。都から下野国の国庁に赴任した国司は、この大神神社に祀られ…
古代に毛野国(けのくに)は、後に上毛野国(かみつけぬくに=現在の群馬県)と下毛野国(しもつけぬくに=現在の栃木県)に分国。さらに上野国(こうずけのくに)、下野国(しもつけのくに)と呼称が変化しています。下野国の国府、政庁…
栃木県佐野市、佐野市街地の北にそびえる唐沢山(241m)の山頂の本丸を構え、一帯に曲輪が配された連郭式山城で、「関東一の山城」と称される城が唐沢山城。国の史跡に指定されるほか、「続日本100名城」にも選定されています。ま…
栃木県真岡市にある『延喜式神名帳記載』の古社、大前神社(おおさきじんじゃ)境内に、平成元年12月10日創建されたのが大前恵比寿神社(おおさきえびすじんじゃ)。大前神社の大黒様、そして大前恵比寿神社の恵比寿様、恵比寿、大黒…
栃木県真岡市高田にある真宗高田派の本寺(本山は三重県津市一身田町にある)が専修寺。寺伝によると嘉禄元年(1225年)、浄土真宗の開祖、親鸞(しんらん)が専修念仏の根本道場(如来堂)を建立したのが始まり。戦国時代に兵火によ…
稲田草庵(いなだそうあん=現在の茨城県笠間市の西念寺)を出た親鸞(しんらん)が専修寺を建立するにあたり、嘉禄元年(1225年)、仮住まいをしたと伝えられる伝承の地が栃木県真岡市三谷にある三谷草庵(みやそうあん)。北西2k…
田沼意次ゆかりの町、栃木県佐野市田沼町田沼に鎮座し、天慶5年(942年)、近江三上山の百足退治の伝説で有名な藤原秀郷(ふじわらのひでさと)が鎌倉・松岡稲荷大明神の分霊を勧請して創建したという古社が一瓶塚稲荷神社(いっぺい…
栃木県真岡市にある平安時代編纂の『延喜式神名帳』にも記載される古社が、大前神社(おおさきじんじゃ)。福の神「大黒様」として名高い大国主大神、そして「恵比寿様」として知られる事代主大神を祀っています。本殿、幣殿・拝殿は国の…
栃木県の県都、宇都宮市にある宇都宮城は、江戸時代は宇都宮藩の藩庁となった城で、関東七名城にも数えられています。天正18年(1590年)7月26日、豊臣秀吉は宇都宮城に入城し、伊達政宗など東北や関東の諸将の拝謁を受け、戦後…
栃木県日光市の鬼怒川温泉街の南部(ホテルサンシャイン鬼怒川の脇を入ったところ)と名勝「楯岩」を結ぶ木製床版の人道吊橋が鬼怒楯岩大吊橋(きぬたていわおおつりばし)。全長140m、橋桁の幅1.5m、水面からの高さ約37m、中…
栃木県日光市、第2いろは坂の急カーブをいくつも登り、最後の大きな急カーブのところにあるのが明智平。駐車場やレストラン、展望台がありそこからも美しい景色を眺めることはもちろんできますが、ここまで来たらぜひ利用したいのが明智…
全国的にも有名で、関東ではお正月のテレビCMでも知られるのが栃木県佐野市にある佐野厄除け大師。正式名は惣宗寺(そうしゅうじ)という天台宗の寺ですが、青柳大師(前橋市の龍蔵寺)、川越大師(川越の喜多院)とともに元三大師(が…
栃木県足利市にある日本最古の学校といわれるのが足利学校。その創建は平安時代説や鎌倉時代説など諸説あり定かでありません。室町時代に関東管領・上杉憲実(うえすぎのりざね)が当時貴重な書籍類を寄進し、学長制度を設けるなどして足…
栃木県益子町にある天平9年(737年)、行基創建と伝えられる真言宗豊山派の古刹、西明寺(益子観音)。延暦年間(782年~805年)には一山12坊を数えて隆盛したと伝えられますが、平安末期の大治2年(1127年)に兵火によ…