国友鉄砲の里資料館
鉄砲が伝来したといわれる年の翌年、天文13年(1544年)にはすでに国産鉄砲の生産に着手していたという近江国坂田郡国友村(現在の滋賀県長浜市国友町)。戦国時代、信長、秀吉、家康の天下取りを支え、堺と競った鉄砲生産の歴史を…
鉄砲が伝来したといわれる年の翌年、天文13年(1544年)にはすでに国産鉄砲の生産に着手していたという近江国坂田郡国友村(現在の滋賀県長浜市国友町)。戦国時代、信長、秀吉、家康の天下取りを支え、堺と競った鉄砲生産の歴史を…
米原市にある醒井養鱒場の正式名は滋賀県水産試験場醒井養鱒分場といい、明治11年にビワマス(琵琶湖固有種)の増殖を目的に設置された日本でもっとも歴史のある水産研究施設。霊仙山(1094m)山麓の鍾乳洞から湧き出る清流をたた…
弘仁5年(814年)、空海の創建と伝わる滋賀県長浜市の古刹・新放生寺の塔頭(たっちゅう=子院)が舎那院(しゃないん)。明治初年の神仏分離、廃仏毀釈までは新放生寺が長浜八幡宮の別当寺を務めていました。廃仏毀釈で舎那院を除い…
滋賀県米原市、伊吹山のを池面に写し込む鏡池として有名で、「逆さ伊吹」が美しい米原市の人造湖が三島池。マガモの自然繁殖の南限で「三島池のカモ及びその生息地」として滋賀県の天然記念物に指定されています。周囲780mの楕円形の…
寛平7年(895年)、宇多天皇の勅命で益信僧正(本覚大師)が開いた古刹が滋賀県長浜市の神照寺(じんしょうじ)。室町時代に足利義政が堂宇を修復。足利尊氏と足利直義(あしかがただよし)との和解は浅井郡の興福寺で行なわれますが…
延久元年(1069年)、源義家が後三条天皇の勅願を受け、京の石清水八幡宮から分霊を勧請して創建した古社が滋賀県長浜市の長浜八幡宮。天正2年(1574年)、長浜城主となった羽柴秀吉が社殿を修復。庭園も秀吉が寄進したものです…
滋賀県長浜市にある奈良時代に行基開山と伝わる真言宗豊山派の古刹が総持寺(そうじじ)。室町時代に実済が中興、後花園天皇の勅願寺となって惣持院の号を得ています。姉川の合戦で堂宇を焼失していますが、羽柴秀吉が120石の寺領を寄…
滋賀県長浜市街にある天台真盛宗(総本山は大津坂本の西教寺)の寺で、秀吉ゆかりの一寺となっているのが知善院。本尊は阿弥陀如来。浅井長政が領主の時代には小谷城の清水谷入口にありましたが、落城後、羽柴秀吉が長浜城の鬼門である丑…
豊臣秀吉が初めて一国一城の主となった長浜城。天正元年(1573年)、浅井(あざい)氏の滅亡後、木下藤吉郎は浅井領を与えられ、初めて城持ちの大名にと出世します。羽柴秀吉と名乗り、翌年、交通の要所である今浜(現在の長浜)の湖…
滋賀県長浜市の琵琶湖の湖畔に広がる、秀吉や大河ドラマ『功名が辻』の主人公・山内一豊ゆかりの長浜城跡にある公園が豊公園。琵琶湖に面した広い園内には往時の名残をとどめる太閤井戸などの遺構が残され、天守を模した「長浜城歴史博物…
滋賀県長浜市にある大通寺は真宗大谷派(東本願寺)の別院で、正式名は無礙智山(むげちざん)大通寺。長浜市民には、長浜御坊、「御坊(ごぼう)さん」と親しまれてきた寺です。本堂(阿弥陀堂)は伏見城の遺構と伝えられ、国の重要文化…
新潟県長岡市の南郊外、前島町にある小さな社が前島神社ですが、ここも北越戊辰戦争の史跡。明治元年・慶応4年(1868年)5月2日、新政府軍と行なわれた「小千谷談判」で、長岡藩・河井継之助独自の中立構想は受け入れられず、交渉…
信濃川左岸、新潟県小千谷市「越の大橋」西詰に立つのが司馬遼太郎『峠』文学碑。幕末の北越戊辰戦争で、長岡藩の軍事総督を務めた河井継之助の生涯を描いた、司馬遼太郎の歴史小説『峠』。これにより、一般にはそれまで無名の存在にすぎ…
新潟県小千谷市平成、かつての寺町にある新義真言宗智山派の古刹が慈眼寺。山号は船岡山。歴史は古く、寺伝によれば、創建は白鳳時代にまで遡るとか。明治元年・慶応4年(1868年)の北越戊辰戦争では、慈眼寺で軍事総督・河井継之助…
新潟県小千谷市にある、上越新幹線が山頂直下をトンネルで抜ける標高341mの朝日山。明治元年・慶応4年(1868年)の北越戊辰戦争時、隣接する三国街道の難所・榎峠とともに、新政府軍と長岡藩の攻防戦が行なわれた激戦の地。山頂…
新潟県長岡市南端の旧国道17号沿い、妙見堰近くにあり、小千谷市とも接するのが榎峠(えのきとうげ)。ここは明治元年・慶応4年(1868年)の北越戊辰戦争時、新政府軍と長岡藩軍(奥羽越列藩同盟)の攻防戦が行なわれた激戦地です…
旧三国街道沿いの「醸造のまち」、新潟県長岡市摂田屋を象徴する建物が機那サフラン酒本舗。創業は明治20年代で、初代の吉澤仁太郎が家に伝わる番紅花(=サフラン)酒を竹筒に入れ、薬用酒として販売。国の登録有形文化財に指定される…
新潟県長岡市南郊の摂田屋(せったや)地区、諏訪神社近くにある酒蔵が長谷川酒造。創業は江戸時代末期の天保13年(1842年)。先祖は戦国時代に信州から当地に移り住んで、開墾。古くは「信州屋」(屋号)と呼ばれ、初代の重吉が天…