木村家(良寛終焉の地)
良寛が1831(天保2)年、74歳で息をひきとるまでの晩年の4年間、身を寄せたのが島崎村(現・長岡市島崎)「能登屋」の主人・木村元右衛門の邸宅。良寛と貞心尼が出会った場所もこの木村家です。良寛が住んだ木小屋は今は失われ、…
良寛が1831(天保2)年、74歳で息をひきとるまでの晩年の4年間、身を寄せたのが島崎村(現・長岡市島崎)「能登屋」の主人・木村元右衛門の邸宅。良寛と貞心尼が出会った場所もこの木村家です。良寛が住んだ木小屋は今は失われ、…
品川区小山台と目黒区下目黒にまたがって広がる、12haの敷地を誇る都立公園が林試の森公園。明治33年、農商務省林野整理局の施設「目黒試験苗圃」として開設。のちに林野庁の「林業試験場」として使用され、平成元年から一般に開放…
皇居外苑地区の一角にあり、平成7年、皇太子殿下のご成婚を機に完成した公園が和田倉噴水公園。もとは昭和36年、今上天皇のご成婚を記念して作られた、和田倉噴水を再整備したもので、高さ5.5m、長さ30mの滝などが配されており…
浅草寺(せんそうじ)の総門が雷門(かみなりもん)で、正式の名称は、風雷神門。その名の通り、門の左側に風神、右側に雷神の像が配されています。初代の門は942(天慶5)年頃に建てられたという歴史ある山門で、1635年(寛永1…
良寛が1831(天保2)年、74歳で息をひきとるまでの4年間、身を寄せていたのが越後・長岡の木村家。その木村家の菩提寺が隆泉寺で、ともに加賀がルーツなのだとか。良寛の墓は、良寛の三回忌に木村家の願いで建立されたもの。
平賀源内は、江戸・深川清住町(現・東京都江東区清澄1)の自宅で、長崎で手に入れたオランダ製の静電気発生装置エレキテルの構造を解明し、たびたび実験しています。その実験の地近くに「平賀源内電気実験の地」碑が立っています。
1758(宝暦8)年、出雲崎(いずもざき)の名主・橘屋(山本家)の長男として生まれた良寛。江戸時代名主を務めた橘屋は、石井神社の神職も兼ねた名家。国道402号沿いにある良寛堂は、この生家橘屋の屋敷跡に建つ小さなお堂で、往…
越後・出雲崎(いずもざき)出身の禅僧、良寛の生誕200年を記念して故郷である新潟県出雲崎町に建てられたのが良寛記念館。館内には、和歌、俳句にすぐれ、書家としての顔をもつ良寛の遺墨、遺品が展示されており、人間良寛の全貌がわ…
新政府軍の江戸城総攻撃は、1868(慶応4)年3月15日に予定されていました。その前日、3月14日、東征大総督府下参謀・西郷隆盛と、旧幕府徳川家陸軍総裁・勝海舟の会談が、田町の薩摩藩邸(蔵屋敷)が行なわれました。薩摩藩蔵…
新撰組局長・近藤勇は、下総国流山(千葉県流山市)に駐屯した際に、新政府軍に捕縛され、当時、新政府軍の置かれた板橋宿まで連行され、板橋刑場で横倉喜三次、石原甚五郎によって斬首されています。首は京の三条河原で梟首(きょうしゅ…
東京都文京区根津にある根津神社(ねづじんじゃ)は、社伝によれば日本武尊(やまとたけるのみこと)創建伝承の残る古社。江戸の神社建築としては最大規模という社殿群は国の重要文化財に指定され、江戸時代からツツジの名所として有名。…
神奈川県高座郡寒川町にある相模国(さがみのくに)一之宮が寒川神社。相模川河口から7kmほど内陸に鎮座していますが、現社地が往時の河口と推測できます。さらに上流にはかつて相模国分寺があり、古代の相模国の中心だった場所です。…
太平洋と北の険しい四国山地に囲まれた南国土佐では、その独特の風土から多くの文学者を育んできました。その土佐の文学と文学者を詳細に紹介するのが高知市にある高知県立文学館。高知の文学者を時代やテーマによって紹介する常設展、県…
気象物理、水産物理、地震研究、航空物理など各分野で大きな足跡を残し、夏目漱石の門下生・吉村冬彦として、数多くの随筆を記し、「天災は忘れた頃にやってくる」の名言で知られる寺田寅彦。寅彦が4〜19歳まで過ごした旧宅を記念館と…
東京・葛西にある地下鉄博物館に展示される「東京地下鉄道1000形1001号車」(日本初の地下鉄車両1001号車)が、平成29年9月15日付けで国の重要文化財に指定されています。日本初の地下鉄として昭和2年12月30日から…
黒土(くろぼく)と呼ばれる大山山麓の豊かな土壌で育った米、梨、大豆、リンゴ、ブドウ、ブルーベリーなどの農産物や農産加工品を販売する道の駅。平成21年オープンで、地元産にこだわった道の駅として人気もなかなか。山陰道(無料区…
九州(新門司港)と大阪(大阪南港)を結ぶ名門大洋フェリー。瀬戸内海航路のため来島海峡大橋、瀬戸大橋、明石海峡大橋をくぐりますが、注目は新門司港発19:50の2便。明石海峡大橋をくぐるのが予定通過時間では7:10。明石海峡…
東京メトロ東西線葛西駅の高架下にある地下鉄の博物館。東京地下鉄株式会社(東京メトロ)の関連公益法人である公益財団法人メトロ文化財団が運営するミュージアムで、略称「ちかはく」。昭和61年に開館し、平成15年にリニューアルオ…