常在寺
岐阜県岐阜市にある日蓮宗の寺、常在寺(じょうざいじ)。宝徳2年(1450年)、美濃国守護代・斎藤宗円(さいとうそうえん)の子で、事実上美濃国を支配していた斎藤妙椿(さいとうみょうちん)が京・妙覚寺から世尊院日範を招き建立…
岐阜県岐阜市にある日蓮宗の寺、常在寺(じょうざいじ)。宝徳2年(1450年)、美濃国守護代・斎藤宗円(さいとうそうえん)の子で、事実上美濃国を支配していた斎藤妙椿(さいとうみょうちん)が京・妙覚寺から世尊院日範を招き建立…
岐阜県岐阜市にある天台宗の寺が美江寺(みえじ)。本尊の十一面観音のご利益(りやく)から美江寺観音と呼ばれています。『新撰美濃志』などによれば、養老元年(717年)、元正天皇の勅願で、伊賀国名張郡の伊賀寺(坐光寺)の十一面…
山口県岩国市の吉香公園(きっこうこうえん)にある岩国藩主・吉川家(きっかわけ)歴代神霊を祀るのが吉香神社(きっこうじんじゃ)。明治5年に吉川家の氏神社3社(治功社、高秀社、鎮昭社)を統合した神社。岩国藩は毛利元就の次男・…
長野県安曇野市の穂高地区を流れる穂高川沿いには穂高川わさび園と称して、穂高川沿いに数多くのわさび田があります(環境省の名水百選「安曇野わさび田湧水群」に選定)。そんな安曇野らしい風景のなかに早春賦歌碑(そうしゅんふかひ)…
滋賀県近江八幡市の市街地北側にある北の庄沢(黒橋川)から八幡山を囲むように流れ、琵琶湖に注ぐ、全長4.75kmの運河が八幡堀(はちまんぼり)。豊臣秀次(豊臣秀吉の甥)の居城・八幡城の堀として開削されたもので、当時は八幡浦…
滋賀県大津市坂本にある日吉大社(ひよしたいしゃ)は、神仏習合時代から山王権現と呼ばれ、神代の昔から比叡山に鎮座する地主神(じぬしがみ)として、全国3800社余りある日吉神社、日枝神社、山王神社の総本宮。現存する社殿の大部…
滋賀県近江八幡市にある日牟禮八幡宮(ひむれはちまんぐう)は、平安時代の創建(伝承では2世紀の創建)という古社。古くから八幡商人(近江商人)の尊崇を集めています。3月の『左義長まつり』、4月14日〜4月15日の『八幡まつり…
名古屋市守山区の古刹、大永寺。建久元年(1190年)、山田重忠(星崎城主、源頼朝から尾張国山田荘の地頭を命じられる)が小幡に天台宗寿昌院を創建したのに始まる名刹です。境内に樹齢500年のラカンマキと樹齢400年のイヌマキ…
愛知県豊川市の中心部、豊川公園の南側にある桜のトンネルが、諏訪の桜トンネル。昭和16年に豊川海軍工廠(とよかわかいぐんこうしょう=海軍の機銃、弾丸の製造を行なった東洋随一といわれた軍事工場)が開設された際に植樹されたもの…
幸田文化公園(幸田文化広場)は、愛知県幸田町に昭和58年にオープンした公園ですが、地元で枝垂桜保存会が発足ししだれ桜350本を始め、江戸彼岸系、山桜系、里桜系の約20種500本の桜が植栽。例年4月上旬〜4月中旬に『幸田し…
愛知県新城市(しんしろし)、天竜奥三河国定公園に指定される豊川沿いの景勝地が桜淵公園。もともとは笠岩という地名でしたが、寛文2年(1662年)、交代寄合の初代新城領主・菅沼定実(すがぬまさだざね)が、美しい景観に目をつけ…
愛知県岡崎市奥山田町のしだれ桜の巨樹が奥山田のしだれ桜。大宝2年(702年)、持統天皇(女帝)が霊峰・村積山(三河富士)へ行幸した際に手植えしたと伝えられるエドヒガンの巨樹。樹齢は伝承が正しければ1300年という老木で…
愛知県岡崎市街を流れる伊賀川の堤にある桜並木。「昭和の花咲かじいさん」、「岡崎の花咲かじいさん」と呼ばれた伊賀町の紡績業(後に石油販売業)・佐々木今朝吉(ささきけさきち/昭和40年4月17日没)さんが、昭和14年から翌年…
三浦半島南端の島、城ヶ島の南側に広がるテラス状の岩礁地帯にある高さ8m、横6m、厚さ2mの海食洞が馬の背洞門。城ヶ島灯台や商店街のある島の西部から台地上に上がり、尾根沿いに洞門横に下るルート、海岸の岩畳の上を歩くルート(…
三浦半島の最南端、三崎港と城ヶ島大橋で結ばれる城ヶ島の西の高台に建つのが、城ヶ島灯台。日本で5番目に点灯した西洋式灯台で、初代の灯台は、フランス人技師ヴェルニーの設計で、明治3年初点灯。現在の灯台は昭和2年の再建で、灯高…
三浦半島の南端(神奈川県三浦市)、相模湾に突き出した岬が剱崎(つるぎざき)で、岩礁が連なる岬の高台には、剱埼灯台が建っています。灯台は幕末の慶応2年(1866年)、アメリカ、イギリス、フランス、オランダの4ヶ国と結んだ江…
日本三大山車祭に数えられ、ユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」に登録される長浜曳山まつりとその曳山の保存、伝承を行なう博物館が滋賀県長浜市の長浜市曳山博物館。羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)待望の男子誕生の祝いとして長浜の町…
茨城県那珂市の阿弥陀寺は、親鸞二十四輩のひとり、定信が建保5年(1217年)に大山(桂村=親鸞が10年ほど滞在)に開いた名刹。阿弥陀寺のしだれ桜は、元禄11年(1698年)、徳川光圀(水戸光圀)が阿弥陀寺にお成りになった…