将軍山古墳
行田市にある埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)の一基で、6世紀後半に築かれた全長90mの前方後円墳が将軍山古墳。後円部にあった横穴式石室が明治27年に発掘され、馬具や環頭太刀(かんとうたち)などの副葬品が出土しています。下…
行田市にある埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)の一基で、6世紀後半に築かれた全長90mの前方後円墳が将軍山古墳。後円部にあった横穴式石室が明治27年に発掘され、馬具や環頭太刀(かんとうたち)などの副葬品が出土しています。下…
行田市にある古墳で、埼玉古墳群(さきたまこふんぐん)の一基が丸墓山古墳。直径105m、高さ18.9m、日本最大規模の円墳で、稲荷山古墳同様に上ることができ、墳頂からは、隣に稲荷山古墳、さらにその先に将軍山古墳が眺望できま…
昭和39年に忍城(おしじょう/行田市)の外堀と忍沼一帯を利用して開園した10.3haの都市公園が水城公園(すいじょうこうえん)。中国江南水郷式造園の手法を取り入れた水郷公園です。もともと忍城一帯は、映画『のぼうの城』にも…
映画『のぼうの城』で一躍有名になった、石田三成の忍城水攻め。その水攻めの際に築かれたのが石田堤と通称される総延長28kmに及ぶ堤です。行田市堤根地区から鴻巣市袋地区にかけて、250mが現存し、石田堤史跡公園として、埼玉県…
和田竜の歴史小説を映画化した映画『のぼうの城』(主演:野村萬斎、監督:犬童一心・樋口真嗣)で一躍有名になった石田三成と、忍城代・成田長親(なりたながちか)の忍城攻防戦。籠城を決め込む忍城に対し、三成は水攻めを試みるも・・…
熊野市丸山地区にある棚田が丸山千枚田。白倉山(標高736m)の南西斜面、高低差100mの間に小さな棚田が1300枚以上もつくられ日本有数の規模を誇る棚田となっています。1601(慶長6)年の検地では丸山地区には、2200…
愛知県犬山市青塚にある青塚古墳を中心とした一帯は、青塚古墳史跡公園として整備されています。犬山市南部に位置する青塚古墳は、墳長は123m、後円部は直径78m、高さ12mの前方後円墳で、愛知県では断夫山古墳(だんぷやまこふ…
愛知県の東半分、三河国(みかわのくに)の国府の遺構は、豊川市白鳥町上郷中・下郷中で発見されています。聖武天皇の詔で建立された、三河国の国分尼寺の遺構も発掘され、一帯は三河国分尼寺跡史跡公園と整備されています。またガイダン…
松山市浄瑠璃町にある真言宗醍醐派の古刹が八坂寺(四国八十八ヶ所霊場第47番札所)。修験道の祖・役小角(えんのおづぬ=役行者)により開かれ、701(大宝元)年、文武天皇の勅願により伊予の国司、越智玉興が創建したと伝わります…
松山市浄瑠璃町にある真言宗豊山派の古刹が浄瑠璃寺(四国八十八ヶ所霊場第46番札所)。四国八十八ヶ所霊場の寺が松山市内には8ヶ寺ありますが、その打ち始めの寺が浄瑠璃寺です。708(和銅元)年、行基が薬師如来を祀ったのが始ま…
久万高原町七鳥(ななとり)の標高550mの山中にに建つのが真言宗豊山派の岩屋寺(四国八十八ヶ所霊場第45番札所)。巨岩の中腹に埋め込まれるように堂宇がたたずむ典型的な山岳霊場ながら、山号は海岸山。815(弘仁6)年、空海…
久万高原町の中央部にある真言宗豊山派の古刹が大宝寺(大寶寺/四国八十八ヶ所霊場第44番札所)。四国霊場八十八ヶ所霊場巡りのちょうど中間に位置するため、「中札所」といわれています。標高490mの高原に建ち、老樹が生い茂る境…
欽明天皇(539年〜571年)の御代、天皇の勅願で創建したという古刹が西予市宇和町に建つ明石寺(四国八十八ヶ所霊場第43番札所)。734(天平6)年には、寿元行者が熊野から十二社権現を勧請し、12坊を建て修験道場となりま…
伊予松山藩2代城主・蒲生忠知(がもうただちか)の治世(1627年~1634年)に完成下と伝えられる二之丸。政庁である表御殿と、藩主やその家族の生活の場である奥御殿に分かれていましたが、表御殿跡にあるのが大井戸遺構。生活用…
伊予松山藩2代藩主・蒲生忠知(がもうただとも)が築いた邸宅跡を庭園としたのが松山城二之丸史跡庭園。絵図を基に、邸宅の間取りと庭園を再現しています。松山城は、山上にあり、太平の世には不便であることから、伊予松山藩の政庁とし…
松山城本丸の太鼓櫓・太鼓門・太鼓門東続櫓・巽櫓と連続する防備を抜けると、南北に長い本丸の台地に立つことになります。ここにあるのが本丸井戸。本丸の台地はもともと南北に長かったわけではなく、実は南峰、北峰の峰があり、その谷間…
神宮の内宮(ないくう)脇を流れる五十鈴川(いすずがわ)の河口が二見浦。その沖にあるのが日の出の名所として有名で伊勢のシンボル的存在の夫婦岩(めおといわ)です。実はこの夫婦岩、江戸時代には文人のあこがれの場所でもあり、あの…
松山城の天守の建つ本壇(天守曲輪)の西端、高石垣の上に連続して建つ棟。南北に隅櫓が配され、その間を十間廊下が繋いでいます。北隅櫓は、北隅櫓は小天守北ノ櫓とか戊亥小天守、南隅櫓は申酉小天守とも呼ばれ、天守に次ぐ格式をもつ櫓…