八坂庚申堂
京都市の東山、法観寺(八坂の塔)をやや下ったところにある天台宗の寺院が八坂庚申堂。正式名は、大黒山延命院金剛寺ですが、「八坂の庚申さん」の愛称で親しまれています。中国の道教由来である庚申信仰の霊場で江戸時代には四天王寺庚…
京都市の東山、法観寺(八坂の塔)をやや下ったところにある天台宗の寺院が八坂庚申堂。正式名は、大黒山延命院金剛寺ですが、「八坂の庚申さん」の愛称で親しまれています。中国の道教由来である庚申信仰の霊場で江戸時代には四天王寺庚…
大正4年、京都市の岡崎公園を中心に開かれた『大典記念京都博覧会』(大正天皇即位大礼を記念した博覧会)の跡地を利用し、大正13年1月1日に開園した「大典記念京都植物園」が前身という日本初の本格的な植物園が京都府立植物園。日…
東京都台東区浅草にある聖観音宗の寺、本龍院。浅草寺の子院のひとつで、山号の待乳山、本尊の歓喜天(聖天)から待乳山聖天(まつちやましょうでん)と称されています。奈良県生駒市の生駒聖天(宝山寺)、埼玉県熊谷市の妻沼聖天(歓喜…
生駒聖天として商売繁盛の御利益で知られる奈良県生駒市の古刹、宝山寺(ほうざんじ)。古来から神聖視された生駒山の山麓にあり、参詣のため近鉄生駒駅と生駒山上を結ぶ近鉄生駒ケーブルの中間駅・宝山寺駅も設置。東京都台東区浅草の待…
大阪市中央区にある古刹、法案寺南坊(法案寺と通称)。寺伝によれば聖徳太子により志宜野(しぎの=現・大阪市城東区鴫野)に創建され、仏法弘通の公案をこの寺で行なったことから、法案寺と称するようになったのだとか。大阪七福神のひ…
2024年4月27日(土)〜11月7日(木)、長野県上松町の赤沢自然休養林が開園し、森林鉄道の運行が始まります。赤沢自然休養林は国内森林浴発祥の地。その森林の美しさは日本三大美林にも数えられ、平成18年には「第1期森林セ…
日本三大桜名所といわれるのは、吉野山、弘前城公園、高遠城址公園。吉野山は山桜、弘前城公園はソメイヨシノ、そして高遠城址公園はタカトオコヒガンザクラが咲きます。江戸時代まで桜といえば吉野の山桜で、弘前城も高遠城も藩庁として…
埼玉県飯能市の山中にある子ノ権現は、正式名称は大鱗山雲洞院天龍寺。天長9年(832年)、子年、子月、子の日、子の刻に誕生した聖人が祀られていることから、子ノ権現の名で親しまれています。足腰の神様として知られ、境内には鉄製…
厄除け大師とも呼ばれる元三大師(良源)を祀る天台宗の寺のうち、関東を代表する3ヶ寺が関東三大師(関東の三大師)。栃木県佐野市の佐野厄除け大師(惣宗寺)、群馬県前橋市の青柳大師(龍蔵寺)、埼玉県川越市の川越大師(喜多院)で…
群馬県前橋市にある天台宗の寺、龍蔵寺(青柳大師)。寺伝によれば延暦3年(784年)、日光開山の勝道上人(しょうどうしょうにん)によって創建されたという古刹。近世には天台宗の檀林(学問所)が設置され、関東八壇林のひとつとし…
岐阜県岐阜市の市街中心に鎮座する伊奈波神社(いなばじんじゃ)の創建は約1900年前に遡り、神代の時代、景行天皇14年と伝わる古社。祭神は垂仁天皇第一皇子、美濃開拓の五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)。美濃国三之宮…
千葉県香取市にある寛平2年(890年)、尊海僧正が創建したと伝わる真言宗豊山派の古刹、観福寺(かんぷくじ)。神奈川の川崎大師、東京の西新井大師とともに、弘法大師(空海)を祀る「関東三大厄除け大師」のひとつ。本尊の聖観音像…
愛知県一宮市、一宮市街地の中心に鎮座するのが尾張国一之宮で、古代に尾張地方を治めた尾張氏の奉斎に始まるという古社、真清田神社(ますみだじんじゃ)。祭神も尾張氏の祖神で、太陽神、農業神として信仰される天火明命(あめのほあか…
青森県弘前市の弘前公園、秋田県仙北市の角館、岩手県北上市の展勝地の3ヶ所が「みちのく三大桜名所」。実は、この3ヶ所、広域連携でみちのく三大桜名所を紹介するムービーを作ったり、PRも行なっているのです。開花時期は微妙に異な…
岐阜県岐阜市にある天台宗の寺が美江寺(みえじ)。本尊の十一面観音のご利益(りやく)から美江寺観音と呼ばれています。『新撰美濃志』などによれば、養老元年(717年)、元正天皇の勅願で、伊賀国名張郡の伊賀寺(坐光寺)の十一面…
長野県安曇野市の穂高地区を流れる穂高川沿いには穂高川わさび園と称して、穂高川沿いに数多くのわさび田があります(環境省の名水百選「安曇野わさび田湧水群」に選定)。そんな安曇野らしい風景のなかに早春賦歌碑(そうしゅんふかひ)…
日本三大夜桜といわれるのは、北から、青森県弘前市(ひろさきし)の弘前公園(弘前城跡)、東京・上野の上野恩賜公園、そして新潟県上越市の高田城址公園の3ヶ所です。弘前公園と高田城址公園は城跡公園、上野恩賜公園は江戸時代には寛…
滋賀県近江八幡市の市街地北側にある北の庄沢(黒橋川)から八幡山を囲むように流れ、琵琶湖に注ぐ、全長4.75kmの運河が八幡堀(はちまんぼり)。豊臣秀次(豊臣秀吉の甥)の居城・八幡城の堀として開削されたもので、当時は八幡浦…