氣比神宮
古代から御食津神(みけつのかみ=食物を司る神)として海人族に信仰されてきた神で北陸道の総鎮守、越前国一之宮として尊崇されてきた古社が、福井県敦賀市の氣比神宮(けひじんぐう)。大宝2年(702年)、文武天皇の勅命で社殿を創…
古代から御食津神(みけつのかみ=食物を司る神)として海人族に信仰されてきた神で北陸道の総鎮守、越前国一之宮として尊崇されてきた古社が、福井県敦賀市の氣比神宮(けひじんぐう)。大宝2年(702年)、文武天皇の勅命で社殿を創…
福井県敦賀市、敦賀湾の湾奥西側を占める全長1.5kmの松原が気比の松原。静岡県の「三保の松原」、佐賀県の「虹の松原」と並ぶ日本三大松原のひとつで、アカマツやクロマツ1万7000本が生い茂り、国の名勝に指定されています。そ…
徳島県鳴門市、標高538mの大麻山の南麓に鎮座する古社で阿波国一之宮が大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)。社伝によれば、神武天皇の御代に阿波国に麻・楮(コウゾ=阿波和紙の原料)の種を撒いて開拓した天太玉命(あめのふとた…
明治23年に開庁し、大正9年に現在地に移築されたかつての簡易裁判所(旧三角簡易裁判所)。地元宇土郡(うとぐん)はもちろん、下益城郡(しもましきぐん)内2ヶ村(守富・杉合)、天草郡内5ヶ村(登立・上村・中村・維和・湯島)の…
世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」、経済産業省の近代化産業遺産、さらに土木遺産や、重要文化的景観にも選定されるのが熊本県宇城市の三角西港。そのシンボル的な存在が、明治時代の築港が今も残る石…
熊本県宇城市にある三角西港は、宮城県の野蒜港、福井県の三国港と並ぶ明治3大築港のひとつで、明治17年から4年の歳月を費やして造られた石積みの港。730mにもおよぶ石積埠頭や石積排水路が築港当時のままに現存し、世界文化遺産…
熊本県宇城市(うきし)にある三角西港は、明治時代に、三池炭鉱の石炭輸出のため、国策で築かれた日本で最初の近代的な港湾。往時の石積埠頭などがそのままに残され、世界文化遺産、経済産業省の近代化産業遺産、さらに文化庁の重要文化…
宮城県の野蒜港、福井県の三国港と並ぶ明治三大築港のひとつ三角西港は、宇土半島の西端、熊本県宇城市の港湾。明治20年に3年以上の歳月をかけ、当時の国家的事業として内務省嘱託オランダ人技師ローウェンホルスト・ムルデルによって…
「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の23構成資産のひとつが熊本県荒尾市・福岡県大牟田市にある三井三池炭鉱の万田坑跡(まんだこうあと)。三井の総力を挙げて整備された、わが国最大規模の竪坑で、明治32築の…
熊本県小国町を流れる蓬莱川に懸かる落差9mほどの滝。幅は25mあり、カーテンのように流れ落ちるその美しいフォルムと、滝の裏側に回ることのできる「裏見の滝」というフォトジェニックな点で、人気を集めています。阿蘇ユネスコジオ…
平安時代以前に疫神(えきしん)を祀る社があった地に建つ古社が今宮神社。正暦5年(994年)、都の悪疫退散を祈り、神輿を造営し、紫野御霊会(むらさきのごりょうえ)を営んだのが今宮神社の始まりです。本社には大己貴命(おおなむ…
京都市街を流れる鴨川の上流、貴船川の畔にある貴船神社(きふねじんじゃ)は奈良時代の創建で、高靈神(たかおかみのかみ)を祀る古社。全国に約450社ある貴船神社の総本社で、水を司る神様を祀り、農耕のための信仰を集めてきました…
社伝によれば、貞観5年(863年)、京に創建という古社が下御霊神社(しもごりょうじんじゃ)。創建当初は出雲氏一族の居住地にあった下出雲寺の鎮守社だったという。古来から京都御所の産土神(うぶすながみ=土地を守る神様)として…
承和年間(834年~848年)、山代淡海(やましろのおおえ)が国家鎮護のために創建したと伝わる古刹が六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)。六道とは、仏家のいう地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上の6種の冥界をさし、平安時代に東…
平安初期に厄除け、旅行安全の神として建立された古社が、京都市東山区粟田口に鎮座する粟田神社(あわたじんじゃ)。石段下の道は旧東海道・東山道にあたり、一帯は「京の七口」のひとつ粟田口にあたります。源義経は奥州に向かう際に、…
平安京の鬼門にあたるため、桓武天皇(かんむてんのう)が不動明王を安置したことに始まる真言宗の単立寺院が狸谷山不動院(たぬきだにさんふどういん)。明治の廃仏毀釈後荒廃したものを昭和19年に再興。現在は芸事の上達や交通安全祈…
安芸(あき=元・広島県西部)の宮島に鎮座する厳島神社は、社伝によれば推古元年(593年)創建という古社。海に浮かぶような現在の社殿配置は、久安2年(1146年)に平清盛が造営を行なっています。社殿から200m沖に建つ大鳥…
日本三景のひとつ安芸(あき=広島県西部の旧国名)の宮島にある厳島神社(いつくしまじんじゃ)は、社伝によれば推古元年(593年)創建と伝えられる古社。久安2年(1146年)に平清盛が現在の海に浮かぶような社殿の造営を行なっ…