西明寺(益子観音)

西明寺(益子観音)

栃木県益子町にある天平9年(737年)、行基創建と伝えられる真言宗豊山派の古刹、西明寺(益子観音)。延暦年間(782年~805年)には一山12坊を数えて隆盛したと伝えられますが、平安末期の大治2年(1127年)に兵火により一山焼失。その後、建長7年(1255年)に北条時頼(ほうじょうときより)が七堂伽藍を復興しました。

楼門、三重塔、本堂内の厨子は国の重要文化財

西明寺(益子観音)

十一面観世音菩薩安置の本堂

西明寺(益子観音)

閻魔堂の「笑いの閻魔さま」

普門院西明寺は、坂東三十三観音第20番霊場で、本尊は十一面観世音菩薩。
普門とは普(あまね)く迎える門という意です。

鎌倉時代から戦国時代にかけて活躍し益子氏は、『土佐日記』で名高い紀貫之(きのつらゆき)の後裔(こうえい)となる紀一族が益子に移り住み、益子氏を名乗ったのが始まりといい、西明寺本堂にも紀貫之が祀られています。

明応元年(1492年)建立の楼門、天文7年(1538年)、高館城主・益子家宗(ましこいえむね)の建立の三重塔は国の重要文化財。
関東以北で最も古い塔のひとつです。
正徳4年(1714年)築の閻魔堂、享保7年(1722年)築の鐘楼と境内は貴重な文化財の宝庫です。
応永元年(1394年)という墨書が残る本堂内の厨子は国の重要文化財。
閻魔堂(えんまどう)には県指定文化財の閻魔大王、善童子、悪童子、奪衣婆、地蔵尊の五体の仏像が並んでいます。
閻魔像はその姿から「笑いの閻魔さま」と呼ばれているのでお見逃しなく。

元旦に初護摩が焚かれるほか、3月〜12月第1日曜13:00から護摩祈願が行なわれています。
また、西明寺休憩所「獨鈷処」(どっこいしょ)では手打そばがを味わうことができます。

西明寺(益子観音)

坂東三十三観音霊場めぐりでの参詣者も多い

坂東三十三観音霊場間の距離・時間

19番・天開山大谷寺/大谷観音(栃木県宇都宮市大谷町1198) — (40km/1時間10分) — 20番・獨鈷山西明寺/益子観音(栃木県芳賀郡益子町益子4469) — (82km/2時間10分) — 21番・八溝山日輪寺/八溝山(茨城県大子町上野宮真名板倉2134)
※距離と時間はルートや交通状況により変動するため、およその目安です

西明寺(益子観音) DATA

名称 西明寺(益子観音)/さいみょうじましこかんのん
所在地 栃木県芳賀郡益子町益子4469
関連HP 西明寺公式ホームページ
電車・バスで 真岡鐵道益子駅からタクシーで10分
ドライブで 北関東自動車道真岡ICから約17.2km、または桜川筑西ICから16.9km
駐車場 30台/無料
問い合わせ TEL:0285-72-2957
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

大谷寺(大谷観音)

2018.11.30

 

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