旧日ノ丸自動車法勝寺鉄道車両

旧日ノ丸自動車法勝寺鉄道車両

日ノ丸自動車法勝寺鉄道は大正13年7月8日、米子町〜大袋(現・米子市大袋)間開業、8月12日に法勝寺まで延伸、昭和42年5月15日に廃止されるまで地域交通として活躍しました。旧日ノ丸自動車法勝寺鉄道車両(フ50形フ50号附随客車)は、日本国内に現存する最古の4輪木製三等客車で、米子市元町商店街の一角に保存。

現存最古の4輪木製三等客車

旧日ノ丸自動車法勝寺鉄道車両

米子市元町商店街の一角(元町パティオ広場)に保存されるフ50形フ50号附随客車は、明治20年のイギリス・バーミンガム工場製で、最大長8001mm、自重7.54t、定員は50人。
明治22年、関西鉄道(現在の関西本線・草津線・片町線・紀勢本線・桜井線・和歌山線・奈良線・大阪環状線の前身)開業時に輸入され、昭和7年、出雲鉄道(後の一畑電気鉄道立久恵線)に譲渡、さらに昭和16年、伯陽電鉄(後の日ノ丸自動車法勝寺鉄道=「法勝寺電車」)に移されたもの。
明治時代の最も一般的な4輪木製客車で、一般の人が利用した三等車はこのスタイルでした。
ロングシート化するため車体改造が施されていますが、建造当初は進行方向に直交する「区分席型」でした。
外観は常時公開されています。

画像協力/鳥取県

名称 旧日ノ丸自動車法勝寺鉄道車両/きゅうひのまるじどうしゃほっしょうじてつどうしゃりょう
所在地 鳥取県米子市道笑町1-2-4 元町パティオ広場
関連HP 元町通り商店街振興組合公式ホームページ
電車・バスで JR米子駅から徒歩10分
駐車場 周辺の有料駐車場を利用
問い合わせ 米子市経済部商工課 TEL:0859-23-5219
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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