箱木家住宅(箱木千年家)
兵庫県神戸市北区、呑吐ダム(どんどだむ)のダム湖、つくはら湖の湖畔に建つ古民家が、箱木家住宅(箱木千年家)。『摂津名所図会』には大同元年(806年)に建てられたと記され、千年家と呼ばれていました。現存する主屋は室町時代築…
兵庫県神戸市北区、呑吐ダム(どんどだむ)のダム湖、つくはら湖の湖畔に建つ古民家が、箱木家住宅(箱木千年家)。『摂津名所図会』には大同元年(806年)に建てられたと記され、千年家と呼ばれていました。現存する主屋は室町時代築…
兵庫県姫路市安富町にある室町時代末期の築と推測される民家が、国の重要文化財に指定される古井家住宅(千年家)。全国的にも古い遺構で、「千年家」と通称されています。床下には厄除けとして亀石が祀られ、その亀石が幾度かの火災の際…
兵庫県佐用郡佐用町平福にある国の史跡に指定される山城が、利神城(りかんじょう)。赤松一族の別所敦範が、南北朝時代の貞和5年・正平4年(1349年)、北方の守りとして利神山に築いた山城が起源。関ヶ原の合戦後に播磨国入りした…
福岡県糟屋郡宇美町にある前方後円墳が、光正寺古墳(こうしょうじこふん)。昭和28年に発見された古墳で、墳丘長54m、古墳時代前期(3世紀中頃〜後半)の築造。前方部が2段築成、後円部が3段築成で、2段目以上は石葺き。『魏志…
福岡県大野城市にあるのが、善一田古墳公園(善一田古墳群)。福岡県の史跡に指定される善一田古墳群の発掘調査を行なった27基の古墳のうち最大の18号墳(円墳)など9基の古墳を保存整備した古墳公園で、出土遺物の一部は、「大野城…
福岡県小郡市干潟、且田ヶ浦堤(かったがうらつつみ)・城山公園の南東にある古墳が、花立山穴観音古墳(はなたてやまあなかんのんこふん)。古くから石室が開口し、「穴観音さん」と呼ばれて親しまれてきた古墳です。石室の壁面には線刻…
奈良県高市郡高取町佐田、奈良盆地南縁、真弓丘陵の尾根を利用して築造された古墳が、束明神古墳(つかみょうじんこふん)。古墳時代終末期の王墓などに見られる八角墳で、第40代天武天皇の皇太子の草壁皇子(くさかべのみこ)の陵墓と…
奈良県桜井市粟原(おおばら)にあるムネサカ古墳群の1基で、奈良県の史跡に指定されるのが、ムネサカ古墳(1号墳)。尾根の先端部に築造された直径45m、高さ8mという大型の円墳で、墳丘は2段築成。埋葬施設は両袖式の横穴式石室…
宮城県白石市郡山穴ノ前、JR東北本線白石駅の北東2km、斎川に臨む崖に築かれているのが、郡山横穴古墳群(こおりやまよこあなこふんぐん)。現在60数基が確認されており、白石地方最大の横穴群となっています。白石市の東北、郡山…
香川県善通寺市善通寺町にある古墳が、野田院古墳。王墓山古墳(おうはかやまこふん)、宮が尾古墳などとともに有岡古墳群として国の史跡に指定。古墳の町ともいわれる香川県善通寺市には400基を超える古墳が残されていますが、野田院…
奈良県高市郡明日香村の真弓丘陵にある古墳が、マルコ山古墳。全国的にも珍しい六角形の古墳(六角墳)で、築造は7世紀末~8世紀初めの古墳時代終末期だと推測されています。当初は円墳だと目されていましたが、近年では皇族を葬った六…
兵庫県姫路市安富町塩野にあるその名の通り六角形の古墳が、塩野六角古墳(しおのろっかくこふん)。標高155.5mの山腹に単独で立地し、一辺の長さが3.8m〜4.4mという六角形の古墳です。無袖の横穴式石室も現存。兵庫県の史…
愛媛県今治市朝倉南にある愛媛県内では最大規模の古墳群が、野々瀬古墳群。そのうちの1基、野々瀬1号墳の七間塚古墳(しちけんづかこふん)は、野々瀬古墳群最大の古墳(円墳)で、7世紀初頭の築造と推定されています。残存する墳丘は…
大阪府東大阪市客坊町、東大阪市立郷土博物館のすぐ東側にあるのが、山畑22号墳(やまはたにじゅうにごうふん)。6世紀後半〜7世紀初頭に築造された山畑古墳群(70基ほどが現存)の1基で、東西に円丘をもつ双円墳でしたが現在は東…
兵庫県神戸市中央区の相楽園(そうらくえん)内にある明治40年代築の廐(うまや)の遺構が、旧小寺家厩舎。小寺泰次郎(こでらたいじろう)邸内の厩舎として建設されたもので、1階が煉瓦造、2階がハーフティンバーの木骨煉瓦造で、国…
兵庫県芦屋市東芦屋町、芦屋の総鎮守である芦屋神社の境内西端にあり、水神社として祀られているのが、芦屋神社境内古墳。古墳時代後期末(6世紀末〜7世紀初頭)に築造されたと推定される円墳で、玄室を覆う墳丘、天井石の残る横穴式石…
兵庫県宝塚市、2個の銅鐸が出土した中山荘園地区にある7世紀中頃の終末期古墳が、中山荘園古墳。昭和57年に発見されたという古墳で、発掘調査により古墳の周囲をを石列が八角形に配される、当時の天皇陵と共通する八角墳であることが…
京都府京都市右京区太秦松本町にある墳丘長73mの前方後円墳が、天塚古墳(あまづかこふん)。嵯峨野台地の南縁に築造された6世紀前半の古墳で、国の史跡に指定されています。埋葬施設として、後円部に横穴式石室2基が発見され、渡来…