5月10日【今日は何の日?】

5月10日は、別府タワー開業、リプトンの創業者トーマス・リプトン(Thomas Lipton)の誕生日と最初の食料品店を開いた日で、リプトンの日。九州初の電気鉄道、豊州電気鉄道(別府停留場〜堀川停留場間)開業の日、二葉亭四迷の忌日「四迷忌」、地質学者ライマンが『日本蝦夷地質要略之図』を作成した地質の日になっています。

別府タワー開業

昭和32年3月20日から開催された『別府温泉観光産業大博覧会』の目玉施設として塔博士として名高い内藤多仲(ないとうたちゅう)の設計で建設。
『別府温泉観光産業大博覧会』閉幕直前の5月10日に完成。
名古屋テレビ塔、通天閣に次ぎ、日本で3番目に建てられた高層タワーで国の登録有形文化財。

別府タワー

2017年11月3日

日本初の神前結婚式

明治33年5月10日、皇室婚嫁令にもとづき、明治天皇皇太子(のちの大正天皇)の結婚式が宮中賢所大前(きゅうちゅうかしこどころおおまえ)で行なわれました。
民間での結婚式は、翌明治34年3月3日、日比谷大神宮(現・東京大神宮)で行なわれたのが最初です。

リプトンの日

創業者トーマス・リプトン(Thomas Lipton)は、1848年5月10日生まれ。リプトンが最初の食料品店を開いた日は1871年5月10日。日本でリプトンを展開するユニリーバ・ジャパンが制定しています。

九州初の電気鉄道、豊州電気鉄道開業

明治33年5月10日、豊州電気鉄道の別府停留場〜堀川停留場間が開業。
明治34年に堀川停留場〜荷揚町停留場(後の県庁前)が延伸。
別府と県庁のある大分とを結ぶ足として活躍しました。
戦後も大分交通別大線として営業されましたが、昭和47年に全線廃止。

大分市立佐野植物公園
大分市立佐野植物公園に保存される506号

口之津灯台初点灯

島原半島南端の口之津港を出入りする船の安全を守る口之津灯台は、明治13年5月10日に初点灯。
明治11年、口之津港が三井三池炭鉱の石炭積出港になったことを反映し、洋式灯台が建てられたのです。

口之津灯台

口之津灯台

2020年1月21日

四迷忌

小説家で翻訳家でもある二葉亭四迷は、明治42年5月10日没。
父は尾張藩士・長谷川吉数で、江戸市ヶ谷合羽坂の尾張藩上屋敷に生れたといわれています。
朝日新聞特派員としてロシア赴任し、ロンドンを経て日本への帰国途中に、5月10日ベンガル湾上で肺炎の悪化で死去しました。
長編小説『浮雲』(うきぐも)が代表作となっています。
墓は高村光太郎、智恵子、岡倉天心も眠る染井霊園(東京都豊島区駒込5-5-1)にあります。

コットンの日

5(コッ)10(トン)の語呂合わせで日本紡績協会が制定。5月が店頭販売の最盛期となります。

地質の日

アメリカの地質学者ライマン(Benjamin Smith Lyman)らが日本初の広域的な地質図『日本蝦夷地質要略之図』(Manuscript‘Geological Sketch Map of the Island of Yesso,Japan’ 10th May,1876/北海道大学附属図書館所蔵)を作成したのが明治9年5月10日。
ライマンは3年におよぶ北海道全島調査を行ない、日本最初の広域地質図幅『日本蝦夷地質要略之図』を刊行して日本地質学史に金字塔をうちたてています。
それを記念して日本地質学会などで構成される「地質の日」事業推進委員会が5月10日を地質の日と定めています。
ちなみに層雲峡や養老牛温泉など全道各地で温泉や滝を発見しており、層雲峡にはライマンの滝もあります。

5月10日生まれの有名人は?

『おしん』、『渡る世間は鬼ばかり』の人気脚本家・橋田壽賀子、『サザエさん』で磯野波平の声を担当した声優・永井一郎、女優・山口果林、ボクシングのカシアス内藤、映画監督の高橋伴明、歌舞伎の坂東彌十郎、演歌歌手の藤あや子、女優の草刈民代、サッカーの武田修宏、テツandトモのトモ、中日ドラゴンズの投手・山井大介、女優の志田未来ほか。

5月10日の誕生花?

花しょうぶ、カーネーション、アゲラタム

明日は何の日? 昨日は何の日?

5月11日【今日は何の日?】

2015年5月3日

5月9日【今日は何の日?】

2015年5月3日

 

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