6月11日【今日は何の日？】

6月11日は、傘の日・雨漏りの点検の日、渋沢栄一が日本最古の銀行を開設した国立銀行設立の日、中央本線東京～甲府間が開通した日、茶人として名高い古田織部（古田重然＝漫画『へうげもの』主人公）の忌日です。

傘の日・雨漏りの点検の日

この日が雑節の一つ「入梅」になることが多いことから日本洋傘振興協議会が「傘の日」を、全国雨漏検査協会が「雨漏りの点検の日」を制定。日本洋傘振興協議会では6月11日に『雨やどり川柳』の応募作品の中から優秀な川柳を発表しています。
　

国立銀行設立の日

明治5年の国立銀行条例により、明治6年6月11日に日本初の銀行、第一国立銀行（後の第一銀行、現在のみずほ銀行）が設立（本店で創立総会開催）、7月20日開業。
国立銀行条例を立案した渋沢栄一自らが設立した銀行です。

第二国立銀行は現在の横浜銀行、第三国立銀行は合併してみずほ銀行に。
第四国立銀行は、令和3年1月に北越銀行と合併し、第四北越銀行になっています。

みずほ銀行兜町支店のATMコーナーの入口の横には、「銀行発祥の地」のプレートがはめ込まれ、「この地は明治６年６月11日（1873年）わが国最初の銀行である第一国立銀行が創立されたところであります」と記されています。

古田織部忌

茶人として名高い古田織部（古田重然）。織部の名は、壮年期に従五位下織部正（織部助）の官位に叙任されたことに由来しています。
大坂冬の陣の頃から豊臣氏と内通しているのではないかという嫌疑をかけられ大坂落城後の慶長20年6月11日（1615年7月6日）、秀吉から切腹を命じられています。
織部を主人公とした山田芳裕の漫画『へうげもの』は有名。
織部菩提所は、興聖寺（京都市上京区）。昨年、400年忌が行なわれています。