劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』が2025年4月18日(金)公開され、注目を集めているのが、定番のアクションシーンの場所にもなっている「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」。長野県南佐久郡南牧村、JRの最高標高の駅、野辺山駅(のべやまえき/1345.67m)もある野辺山高原にあります。
野辺山だけでなく、長野県庁1階ロビーも聖地化!
『名探偵コナン 隻眼の残像』のなかでも印象的なのが巨大なパラボラアンテナ。
「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」の1981年に完成した、口径45mの電波望遠鏡で、『名探偵コナン 隻眼の残像』のなかでも正確に表現されています。
「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」の研究員・円井(つぶらい)まどかの声は女優・山下美月(やましたみづき)、長野県山中の炭焼き小屋の主人・大友隆(おおともたかし)は俳優・山田孝之が担当。
ふたりは、プレイベントとして4月8日(火)に「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」を訪れ、「映画ではアンテナのスケール感が分からなかったが、実際に来てこんなに大きなアンテナがあるんだと改めて思った」(山下美月)とアンテナの巨大さに驚かされています。
「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」が聖地化していることを受け、2025年4月18日(金)~9月30日(火)の間、野辺山駅〜「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」の間に、南牧村無料シャトルバスを運行。
野辺山駅発(野辺山観光案内所前)の始発8:45、終発16:45の間、30分間隔で運行、さらに混雑時は臨時便が運行される予定です。
なお、配給の東宝によると「前作突破を見込める記録的大ヒットスタートを切った」とのことで、聖地となる野辺山も多くの人が訪れることが予想されます。
昨年の第27作『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』の舞台となった函館市は、聖地巡礼の「効果」として、観光客の増加を挙げていますが、長野県も同様な効果が期待されています。
綿密な取材を通じてリアリティが、毎年大きな聖地巡礼のムーブメントを起こしているのがコナン映画というわけです。
ちなみに、『名探偵コナン 隻眼の残像』には長野県警も登場するため、長野県警が入る長野県庁1階のロビーには、映画ポスターや出演声優のサイン色紙を飾って「聖地巡礼」するファンを待っています。
県庁1階ロビーについて「映画と全く同じロケーションになっていて、すごく感動した」(山下美月)とのことで、こちらも確実に聖地化すると思われますが、県庁閉庁日(土・日曜、祝日)は、立ち入りはできないので注意が必要です。

『名探偵コナン 隻眼の残像』公開で、「国立天文台 野辺山宇宙電波観測所」が聖地化! | |
所在地 | 長野県南佐久郡南牧村野辺山二ツ山411 |
場所 | 国立天文台野辺山宇宙電波観測所 |
関連HP | 国立天文台野辺山宇宙電波観測所公式ホームページ |
電車・バスで | JR野辺山駅から徒歩15分 |
ドライブで | 中央自動車道小淵沢ICから約25km |
駐車場 | 100台/無料 |
問い合わせ | 国立天文台野辺山宇宙電波観測所 TEL:0267-98-4300/FAX:0267-98-3579 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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