大牟田市動物園

福岡県大牟田市昭和町、昭和15年に開園した歴史ある都市公園が延命公園。往時には古墳や修験道の道場「延命寺」があり、名前の由来に。そんな自然林をいかした広大な敷地には、翌昭和16年、早くも延命動物園が開園。現在はリニューアルされ、大牟田市動物園となっていますが、延命動物園と呼ぶ市民も多数。

石炭産業の隆盛を背景に、昭和16年に開園した歴史ある動物園

三池炭鉱の開鉱以降、石炭都市として発展した大牟田。
昭和2年には路面電車の運行が始まり、昭和14年7月1日には九州鉄道（現・西鉄天神大牟田線）が大牟田まで延伸開業しています。
石炭産業の繁栄を背景に、市街地に最も近い場所に位置する丘陵地を整備し、昭和15年にレクリエーション施設として延命公園が、昭和16年に延命動物園も開園したのです。

大牟田市動物園の園内では、コモンリスザル、ボリビアリスザル、フタユビナマケモノ、ゴマフアザラシ、ライオン、アムールヒョウ、キリン、カピバラ、オオカンガルー、レッサーパンダなどのほ乳類、オウギバト、インドクジャク、カンムリヅルやエミューなどの鳥類、ワニガメなどのカメ類を飼育展示しています。

ベビーカーの貸出は有料で実施（数に限りがあります）。
レストランはありませんが、園内に2ヶ所ある売店で、焼きそば、たこ焼きなどを販売しています。
弁当の持ち込みも自由です。