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津古1号墳

津古1号墳

福岡県小郡市津古、西鉄天神大牟田線津古駅南西、みくに野団地中央に古墳公園として保存される古墳が、津古1号墳(つこいちごうこふん)。前方後円墳2基、方墳1基からなる津古古墳群を代表する古墳で、4世紀前半に築造された全長42mの前方後円墳です。古墳の形式などから古墳時代初頭の築造だと推測されています。

4世紀前半に築かれた前方後円墳が団地内に現存

これまでに発掘調査は行なわれておらず、平成31年に小郡市教育委員会により確認調査が行なわれただけですが、津古古墳群が古墳時代初頭〜前期の筑後地域唯一の首長墓系列の古墳群であるため、一帯を支配した首長の墓だと推測できます。
昭和43年に始まったみくに野団地造成工事で3基の古墳が発見され、津古2号墳、津古3号墳は一部確認調査の後、破却されており、唯一緑地として保存されたのがこの津古1号墳です。

周辺に築かれた前方後円墳の時代順では、古墳の形式などから津古2号墳(4世紀初頭)→津古生掛古墳(3世紀末頃)→津古1号墳(4世紀前半)→三国の鼻1号墳(4世紀後半)と考えられています。

津古1号墳
名称 津古1号墳/つこいちごうこふん
所在地 福岡県小郡市津古541-33
電車・バスで 西鉄電車津古駅から徒歩15分
駐車場 なし
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

花立山穴観音古墳

福岡県小郡市干潟、且田ヶ浦堤(かったがうらつつみ)・城山公園の南東にある古墳が、花立山穴観音古墳(はなたてやまあなかんのんこふん)。古くから石室が開口し、「穴観音さん」と呼ばれて親しまれてきた古墳です。石室の壁面には線刻のある装飾古墳で、福

 

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