岐阜県揖斐郡揖斐川町を流れる揖斐川に架かる吊り橋が、宮山橋(恋のつり橋)。ゆらゆら揺れる木製の吊り橋で、橋の完成後、両岸の地域の男女が結ばれることが増えたため、「恋のつり橋」と呼ばれるように。現在では橋を渡った先に「恋の鐘」、「結ばれ地蔵」が設置されています。
夫婦滝とともに恋愛成就のパワースポットに
乙原農林水産物販売所(おっかさんの店)で絵馬を購入し、橋を渡って対岸の「恋の鐘」を鳴らし、絵馬を奉納して願掛けすれば、意中の人と結ばれるという仕掛け。
宮山橋は、昭和30年3月1日に架橋された全長83.70m、幅員2.0mの橋。
東津汲と西津汲を結ぶ人道橋は、橋の上で人がすれ違い、会話が生まれ、恋に発展したことも・・・。
東西を結ぶ橋の完成で人々の交流が増えたことで、結婚の増加に結びつき、いつのまにか「恋のつり橋」ということに。
戦後復興期の山間の集落では、生活用吊り橋の完成で(地元の人々が資金を出し合い、生活用の吊り橋が数多く架橋された時代=昭和29年完成の十津川村の大吊橋はその代表格です)、そうした出来事が多かったのかもしれません。
ゆらゆらと揺れ、川面から10mほどの高さがあるので、スリルも満点です。
少し上流には久瀬ダムがあり、久瀬ダム近くで国道303号を離れ、「西美濃もみじ街道」と呼ばれる岐阜県道40号(山東本巣線)に入れば、夫婦滝が落ち、宮山橋(恋のつり橋)とともに恋愛成就のパワースポットとしてPRされています。
宮山橋(恋のつり橋) | |
名称 | 宮山橋(恋のつり橋)/みややまばし(こいのつりはし) |
所在地 | 岐阜県揖斐郡揖斐川町東津汲 |
関連HP | 揖斐川町公式ホームページ |
電車・バスで | 養老鉄道揖斐駅から揖斐川町はなももバス、または、ふれあいバスで東津汲(ひがしつくみ)下車、徒歩1分 |
ドライブで | 東海環状自動車道大野神戸ICから約20km |
駐車場 | 5台/無料 |
問い合わせ | 揖斐川町観光文化戦略課 TEL:0585-22-2111 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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