群馬県桐生市清瀬町、桐生大橋近くにある桐生名物ソースかつ丼の店が、藤屋食堂。創業は昭和42年、店主・遠藤健三郎さんはソースかつ丼で人気を二分する「志多美屋本店」で10年間修行した後に独立。ソースかつ丼のほかに、玉子かつ丼、かつカレー、ミックス定食、レディカツ丼なども用意されています。
桐生名物のソースかつ丼を人気店で味わう
JR桐生駅からも徒歩圏内にあり、平日にも関わらずランチタイムには行列ができることも(30分ほどは待つ覚悟が必要)。
藤屋食堂の名は、店主の苗字である「遠藤」の藤をとったもの。
桐生市内の赤城山麓の水で育てた豚の肉を使い、少々硬めのパン粉をまぶして揚げ、炊きたてのコシヒカリのご飯にのせています。
藤屋食堂ではカツの種類をロース、ヒレから選べるので、少し奮発して「ヒレのソースかつ丼」を味わうという手も。
桐生のソースカツ丼は、大正15年創業の「志多美屋」が発祥で、「志多美屋」の本家が鰻屋だったことから、ウスターソースにくぐらせるヒントを得たともいわれています。
桐生のソースカツ丼は、カツとご飯の間に、キャベツは敷かず、特製パン粉でカラッと揚げたカツに特製ソースをくぐらせたものをご飯の上に直のせ。
これが人気で、昭和30年代には、繊維工場にたくさんの出前があり、桐生の味として定着したのです。
同じ群馬のソースカツ丼でも揚げたカツをサッと醤油ダレに潜らせた下仁田カツ丼とは趣を異にしています。
藤屋食堂 | |
名称 | 藤屋食堂/ふじやしょくどう |
所在地 | 群馬県桐生市清瀬町5-49 |
電車・バスで | JR桐生駅から徒歩15分 |
ドライブで | 北関東自動車道太田藪塚ICから約10km |
駐車場 | 17台/無料 |
問い合わせ | 藤屋食堂 TEL:0277-45-1805 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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