群馬県高崎市倉渕町にある曹洞宗の寺、東善寺(とうぜんじ)。日米修好通商条約批准のため米艦ポーハタン号で渡米、帰国後には横須賀製鉄所の建設にも尽力した小栗上野介忠順(おぐりこうずけのすけただまさ)ゆかりの寺で、小栗上野介忠順像(胸像)のほか、墓所などもあります。
「偉人小栗上野介 罪なくして此所に斬らる」
幕末に渡米し、見聞した内容を活かして、軍艦建設の必要性を痛感した小栗忠順は、帰国後、軍艦建設に必要な製鉄所の開設に尽力します。
江戸湾の横須賀に横須賀製鉄所を開場しますが、幕末の激動期で、戊辰戦争が勃発。
小栗家は、代々の幕臣・旗本(父は新潟奉行)という家柄で、戊辰戦争では薩長への徹底抗戦を主張し、慶応4年(1868年)、ついに役職を罷免されます。
領地である上野国群馬郡権田村(群馬県高崎市倉渕町権田)に隠遁し、新政府軍の追討令に対して武装解除に応じています。
さらに養子をその証人として新政府軍に差し出しますが、聞き入れられることはなく、斬首となっています。
斬首の理由は、大砲2門・小銃20挺の所持、農民の訓練とも、徳川埋蔵金を隠したためとも噂されますが、定かでありません。
司馬遼太郎は小栗を「明治国家の父の一人」と高く評価し、NHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』となったことで、高崎市倉渕町権田地区も注目を集めています。
小栗が権田地区で暮らしたのは2ヶ月ほどにすぎませんが、小高い山の上には、屋敷の跡地もあって「終焉の地」となっています。
小栗が測量して建設したと伝わる「小高用水」は現役。
ちなみに終焉の地碑の碑文は、「偉人小栗上野介 罪なくして此所に斬らる」。
地元では、今も昔もスーパーヒーローです。
| NHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』主人公! 小栗上野介忠順像(東善寺) | |
| 名称 | 小栗上野介忠順像(東善寺)/おぐりこうずけのすけただまさぞう(とうぜんじ) |
| 所在地 | 群馬県高崎市倉渕町権田169 |
| 関連HP | 東善寺公式ホームページ |
| ドライブで | 関越自動車道前橋ICから約30km |
| 駐車場 | あり/無料 |
| 問い合わせ | 東善寺 TEL:027-378‐2230/FAX:027-378‐2230 |
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