毎年8月15日19:30~22:00 、山口県萩市の東光寺で『萩・万灯会(送り火)』が行なわれます。萩の夏の風物詩『萩・万灯会』は、萩藩主毛利家菩提寺の東光寺と大照院が舞台で、8月13日の「迎え火」は大照院、8月15日の「送り火」が東光寺で行なわれます。500基を超える石灯籠にロウソクがの炎がゆらめき、幻想的。
墓所にある500基の石灯籠に火が灯る
3代藩主・毛利吉就(もうりよしなり)が、元禄3年(1690年)に黄檗宗の寺・東光寺を創建して以来、歴代藩主は大照院との両菩提寺に交互に葬られることとなったのです。
東光寺には、3代藩主・毛利吉就、5代藩主・吉元、7代藩主・重就、9代藩主・斉房、11代藩主・斉元の5藩主が葬られています。
宇治にある黄檗宗の大本山・萬福寺に範を求めて、広壮な堂を建立。
現存する総門、三門、鐘楼、大雄宝殿はいずれも国の重要文化財。
中国禅の正統を伝承する黄檗宗ゆえに、中国の明時代の末から清時代の末にかけての黄檗伽藍様式のなかに萩藩主毛利家墓所が築かれています。
石灯籠500基は、重臣諸家が奉納したもの。
萩・万灯会 送り火(東光寺)|萩市 | |
開催日時 | 毎年8月15日19:30~22:00 |
所在地 | 山口県萩市椿東1647 |
場所 | 東光寺 |
関連HP | 萩市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | 萩循環まぁーるバス東回りコースで東光寺前下車、徒歩1分 |
ドライブで | 中国自動車道山口ICから約46km |
駐車場 | 20台/無料 |
問い合わせ | 萩市観光協会 TEL:0838-25-1750 |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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