姫路城・帯郭櫓  

姫路城の本丸を守る搦手側の曲輪が井戸曲輪。その井戸曲輪に建つのが帯郭櫓(おびくるわやぐら)で、帯の櫓横から下った場所にあります。二重二階の櫓は、慶長年間の築と推測され、国の重要文化財となっています。腹切丸という名もありますが、後世の作で史実ではありません。

切腹が行なわれたから切腹丸というのもマユツバ話

姫路城之図・帯郭櫓 

石打棚が検死役人の座、下の板場が腹切場、前にある井戸の水で首を洗うように見えるという構造が切腹の場を連想させることから、別名「腹切丸(はらきりまる)」と呼ばれていますが、実はこの話は大正時代に姫路城が一般に公開される際に、姫路城宣伝のためにつくられた創作ストーリー。
いかにも本当の話のようですが、実際にここで切腹が行なわれたことはありません。
有名観光地のマユツバ的な伝説はこうして生まれるのかもしれません。

正式な名称は井戸曲輪で、曲輪の中央に井戸があることが名の由来。

櫓の南側には深い堀があり、敵を狭間(さま)から攻撃できるようになっています。

姫路城・帯郭櫓 DATA

名称 姫路城・帯郭櫓/ひめじじょう・おびくるわやぐら
Obikuruwayagura,Himeji Castle
所在地 兵庫県姫路市本町68
関連HP 姫路城公式ホームページ
電車・バスで JR・山陽電鉄姫路駅から徒歩15分
ドライブで 山陽自動車道山陽姫路東ICから約6km
駐車場 市営大手門駐車場(600台)、市営姫山駐車場(250台)、市営城の北駐車場(150台)/有料
問い合わせ 姫路城管理事務所TEL:079-285-1146/FAX:079-222-6050
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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