東京〜名古屋の新幹線移動で、もっとも安上がりなのが、JR東海ツアーズが発売する「ぷらっとこだま」の利用。普通車指定席プランで8710円という安さが売りですが、「こだま」限定なので2時間39分〜2時間40分もかかります。そこで利用したいのが裏技の「EX早特1」の利用です。
豊橋まで「ひかり」を利用し、名鉄の快速特急に乗り継ぐ

JR東海が発売する「EX早特1」は、乗車日6日前(0:00)から前日(23:30)までの予約で、「ひかり」「こだま」の普通車自由席がお得な料金で利用できるもの。
乗車券と特急券が一体となった商品で、乗車日ごとの発売数には限りがあります。
しかも繫忙時期(ゴールデンウィーク、お盆、年末年始)には除外日も設定。
ただし、東京〜名古屋の設定はないので、東京~豊橋を利用します。
東京~豊橋は、大人7900円、小人3940円です。
豊橋まで「こだま」を利用するのではなく、豊橋停車の「ひかり」(おもに東京駅発毎時33分の新大阪行きが豊橋停車です)に乗るのがミソ。
東京〜豊橋は1時間20分で、意外に近い感じ。
豊橋〜名古屋は、JRよりも名鉄が安いので名鉄利用がおすすめで、豊橋〜名古屋は快速特急(特急料金は不要、一部特別車は有料座席指定)で50分の移動。
例えば東京8:33発の「ひかり635号」に乗車すると、豊橋9:53着。
豊橋10:02発の快速特急に接続し、名鉄名古屋に10:52着です。
所要は2時間19分と、「ぷらっとこだま」より20分近く短縮できます。
名鉄に乗り換える際、名鉄の豊橋駅で「なごや特割2平日・なごや特割2土休日」の購入を。
2枚セットになっているので、片道2人分または往復1人分で利用でき、平日、土休日どちらも利用可能な「なごや特割2平日」なら1780円 (1枚あたり890円)、土休日のみ利用OKの「なごや特割2土休日」で1560円 (1枚あたり780円)。
つまり、土休日なら「EX早特1」+「なごや特割2土休日」で、7900円+780円=8680円で、30円ですが「ぷらっとこだま」よりも安くなります。
欠点は「ひかり」は自由席利用なので、並ぶ必要がある点(トータルの時間では変わらなくなる)。
「ぷらっとこだま」は、ドリンク券が付くので、線幹線乗車中にワンドリンクということなら、実質価格は「ぷらっとこだま」の方が安いという点です。
ただし、ふだん「のぞみ」に乗っている人が、乗車時間2時間39分〜2時間40分にはなかなか耐えられないので、ファミリーやカップルにはこの「EX早特1」の豊橋回りプランも検討に値するのではないでしょうか。

東京〜名古屋の移動なら、「ぷらっとこだま」よりもちょっぴり安くて早い裏技が! | |
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