那須与一の墓と伝えられる宝篋印塔も残る広島県安芸太田町の与一野。近くには平家一門が大田川を溯って、山頂付近で五輪塔を建てて平家の追善慰霊をしたと語り継がれる五輪山もある平家落人伝承の里。そんな里に美しく花を咲かせるのが与一野桜と通称されるシダレザクラの巨木です。
那須与一伝説の伝わる山里に咲くしだれ桜
樹高12m、幹回り2.4m、枝周囲半径9m。
ちなみに桜自体は与一や源平とは関係なく、意外と樹齢は短く、昭和15年に皇紀2600年の奉祝の記念樹として植えれれたもの。
まだ比較的に若い木のため樹勢も強く、花付きもいいのでカメラマンには人気の桜となっています。
桜の開花時期には、与一野桜近くの寺領老人集会所が無料開放され、臨時の駐車場を用意。
しだれ桜の写真展示、弁当販売などのサービスも実施されています。
開花は例年4月上旬~中旬。
撮影時に根の回りを踏み固めないように注意を。
与一野桜 | |
名称 | 与一野桜/よいちのざくら |
所在地 | 広島県山県郡安芸太田町寺領1619 |
ドライブで | 中国自動車道戸河内ICから約4.9km |
駐車場 | 開花期には臨時駐車場を設置 |
問い合わせ | 安芸太田町観光協会 TEL:0826-28-1800 安芸太田町商工観光課 TEL:0826-28-1961 |
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