宗谷岬突端の高台(標高30m)に設けられた日本の最北に位置する灯台。宗谷海峡は、ロシアと国境が接する国際海峡で、そこを航行する船の安全を守っているのです。歴史は古く、明治18年に八角形鉄造の初代宗谷岬灯台が点灯。現在の灯台は明治45年再建の2代目で、昭和29年にコンクリート造りへの大改修が行なわれています。
北海道で3番目に歴史ある灯台は、「日本の灯台50選」にも選定
北海道では納沙布岬灯台(明治7年初点灯/根室市)、日和山灯台(明治16年初点灯/小樽市)に次いで3番目に古い灯台で、「日本の灯台50選」にも選定されています。
紅白横線塗り、四角形コンクリート造りというユニークなフォルムにも注目を。
地上から灯頂部は17m、水面から灯火部分は39.8m。光達距離は17.5海里(32.4km)。
対岸、サハリン(樺太)のクリリオン岬(Mыс Крильон/西能登呂岬)までは43kmですから、宗谷海峡の中間ラインよりずっと先まで白い光が届いている計算に
参観灯台ではないので、普段は入場できませんが、毎年夏に1日だけ稚内海上保安部が『宗谷岬灯台一般公開』を実施しています。
宗谷岬灯台 | |
名称 | 宗谷岬灯台/そうやみさきとうだい |
所在地 | 北海道稚内市宗谷岬 |
関連HP | 稚内市公式ホームページ |
ドライブで | 稚内空港から約23.2km |
駐車場 | 50台/無料 |
問い合わせ | 稚内市観光交流課 TEL:0162-23-6161 |
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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