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五浦岬公園 展望慰霊塔

五浦岬公園 展望慰霊塔

茨城県北茨城市、「岡倉天心旧宅・庭園および大五浦・小五浦」として国の登録記念物になる景勝地・五浦海岸(いづらかいがん)。大五浦、小五浦というふたつの入江とその入江を隔てる岬に建つ六角堂を眺望する展望台となっているのが東日本大震災後3年となる平成26年完成の五浦岬公園展望慰霊塔です。

東日本大震災の教訓を後世に伝える展望塔

五浦はその名の通り5つの磯の入江からなる海岸。北から端磯、中磯、椿磯、大五浦、小五浦と続いている。小五浦の南に突き出した岬にあるのが五浦岬公園。
展望慰霊塔は、高さ7mを超える津波が押し寄せ、死者5人、行方不明者1人という犠牲者が生まれた北茨城市の東日本大震災犠牲者を慰霊し、その教訓を後世に伝え、再び犠牲者を出さないために建てられた展望塔です。

鎮魂の鐘が設置されるほか、螺旋(らせん)階段で4層の最上部に上ると、地上11mから五浦海岸を眺望。

五浦岬公園内には、平成25年公開の映画『天心』の日本美術院第一部五浦研究所を復元したオープンセットも保存公開されています。

五浦岬公園 展望慰霊塔
名称 五浦岬公園 展望慰霊塔/いづらみさきこうえん てんぼういれいとう
所在地 茨城県北茨城市大津町五浦
関連HP 北茨城市観光協会公式ホームページ
電車・バスで JR常磐線大津港駅からタクシーで10分
ドライブで 常磐自動車道北茨城IC、または、いわき勿来ICから約10km
駐車場 五浦岬公園駐車場(19台/無料)
問い合わせ 北茨城市観光協会 TEL:0293-43-1111 0293-43-3030
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

五浦海岸 六角堂

茨城県北茨城市大津町五浦(いづら)の太平洋の荒波打ち寄せる五浦海岸。明治36年、茨城県出身の画家飛田周山の案内で五浦海岸を訪れた岡倉天心は、景観の美しさに魅了され、明治38年には自ら設計した邸宅と六角堂を建築しています。法隆寺夢殿を模して建

岡倉天心の墓

岡倉天心は、大正2年9月2日、新潟県赤倉温泉の自身の山荘で没(慢性腎炎に尿毒症を併発)。享年50。岡倉天心の墓は、東京・染井霊園にありますが、岡倉天心が戸籍を移すほどに愛した五浦海岸(現・茨城県北茨城市)の岡倉天心旧宅・庭園に近い丘の斜面に

大津岬灯台

昭和35年3月に初点灯、東日本大震災後の平成24年3月12日に建て替え、再点灯となった関東最北にある白亜の灯台が茨城県北茨城市の五浦岬公園(いずらみさきこうえん)近くに建つ大津岬灯台。塔高は16mですが、高台にあるため海面からの灯火の高さは

黄門の井戸

茨城県北茨城市大津町の五浦海岸(いづらかいがん)にあるのが、黄門の井戸。元禄年間(1688年〜1704年)、水戸藩主・徳川光圀(とくがわみつくに)が領内巡視で五浦を訪れた際、従者がのどが渇いた光圀に水をと井戸を探し、古井戸を発見。光圀の杖で

ウォーナー博士胸像

茨城県北茨城市大津町、五浦海岸(いづらかいがん)のビューポイントに建つ六角堂(茨城大学五浦美術文化研究所敷地内)。六角堂近くに立つのがウォーナー博士胸像(ラングドン・ウォーナー像)。アメリカの東洋美術史研究家で岡倉天心を「センセイ」と呼び慕

亜細亜ハ一な里石碑

茨城県北茨城市大津町五浦、茨城大学五浦美術文化研究所の敷地内、六角堂近くにあるのが亜細亜ハ一な里石碑(アジアはひとつなりせきひ)。天心終焉の地、赤倉の土地保存のため昭和17年に岡倉天心偉績顕彰会が組織され、亜細亜ハ一な里の碑が立てられたもの

天心遺跡記念公園

茨城県北茨城市大津町、明治39年に岡倉天心らが建てた日本美術院第一部五浦研究所の跡地を利用してつくられた公園が、天心遺跡記念公園。ここに岡倉天心は日本画家の横山大観、下村観山(しもむらかんざん)、菱田春草(ひしだしゅんそう)、木村武山(きむ

五浦岬公園

茨城県北茨城市大津町五浦、岡倉天心の愛した五浦海岸(いづらかいがん)の景勝地、大津岬灯台近くにある公園が、五浦岬公園。五浦岬公園展望慰霊塔は五浦海岸や、岡倉天心ゆかりの六角堂を見下ろせる絶好のビュースポットに。園内には平成25年公開の映画『

茨城大学五浦美術文化研究所

茨城県北茨城市大津町五浦、五浦海岸(いづらかいがん)をこよなく愛した岡倉天心は、明治39年、この地に日本美術院第一部五浦研究所と住居を移し、2年後に東側の断崖の上に朱塗りの六角堂を建てています。一帯は現在、茨城大学五浦美術文化研究所が管理し

五浦海岸

茨城県北茨城市大津町五浦、切り立った断崖が複雑に入り組み変化に富んだ景色を生み出みだしている五浦海岸(いづらかいがん)。南から小五浦、大五浦、椿磯、中磯、端磯という深く切り込んだ大小5つの入江の澄んだ海の色や断崖の上に茂るクロマツが美しい景

 

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