石川県能登島ガラス美術館

石川県能登島ガラス美術館

石川県七尾市の能登島にある石川県能登島ガラス美術館は、海を見下ろす高台に建つ、国内初の公立のガラス美術館。中国・清朝時代、皇帝に愛された乾隆ガラスからピカソ、シャガール、ジャン・コクトーらの原案に基づきイタリアの作家が制作した彫刻的作品まで、幅広いジャンルのガラスアートを展示しています。

古今東西のガラス作品を紹介する企画展を開催

能登島大橋が架橋され、和倉温泉方面と直結した能登島で、昭和59年7月に石川県の誘致で、廃校を利用して能登島ガラス工房がオープン。
数多くの伝統工芸品がある石川県ですが、ガラス工芸はなかったため、「異文化との摩擦で新しい工芸がうまれないか」という発想の元、ヴェネツィアン・グラス(Venetian glass)のムラーノ島(Murano)をイメージして、能登島に誘致したのが能登島ガラス工房だったのです。
さらに作品の収蔵、展示する施設が必要ということで平成3年に石川県能登島ガラス美術館がオープン。

石川県能登島ガラス美術館は、スペインの作家サルバドール・ダリとフランスのドーム社との共同作品など、世界各国の現代ガラス作家の造形作品を中心に400点近くの作品を収蔵し、ガラス作品を紹介する企画展を随時開催しています。

四神相応、雲、伝統工芸とのコラボレーションをコンセプトにしたユニークなフォルムの美術館を設計したのは、釧路市立博物館、釧路フィッシャーズ・ワーフで知られる建築家・毛綱毅曠(もづなきこう)。

野外展示では現代作家のガラス彫刻やガラスロードなど、季節や天候、時間によって変化するガラスのさまざまな表情を楽しむことができます。

石川県能登島ガラス美術館
名称 石川県能登島ガラス美術館/いしかわけんのとじまがらすびじゅつかん
所在地 石川県七尾市能登島向田町125-10
関連HP 石川県能登島ガラス美術館公式ホームページ
電車・バスで JR和倉温泉駅から能登島交通バスのとじま臨海公園行きで25分、美術館前下車、徒歩1分
ドライブで 能越自動車道和倉ICから約13km
駐車場 250台/無料
問い合わせ 石川県能登島ガラス美術館 TEL:0767-84-1175/FAX:0767-84-1129
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
能登島大橋

能登島大橋

石川県七尾市の和倉温泉と能登島(旧能登島町)南端・須曽町を結ぶ全長1050mの橋が能登島大橋。石川県道47号(七尾能登島公園線)の橋で、昭和57年4月3日に能登島大橋有料道路として開通(平成10年7月1日無料開放)。橋の完成で能登島と七尾市

 

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