三段になって落ちる落差15mの不動の滝。修験者(しゅげんじゃ)の行場(ぎょうば)だった滝で、不動明王が祀られています。滝横の岩壁の下には、桜松神社が鎮座しています。松の木に桜が咲いたのを見て村人が驚き、吉兆として崇めたという伝承から、桜松神社と呼ばれるようになりたのだとか。「日本の滝百選」、「岩手の名水二十選」に選定。
八幡平市の不動川上流に落ちる修験の滝
八幡平市(旧安代町)を流れる不動川の上流、国樽沢(こんたるさわ)に懸かる滝。
駐車場から桜松神社の参道を徒歩5分で、不動の滝。
大正10年に『岩手日報』が募集した「県下三勝十景」で第一位なったという景勝地です。
桜松神社は、江戸時代には滝に不動明王を祀る修験道の地で、櫻松不動明王と称していました。
明治の廃仏毀釈、神仏分離で、明治40年に瀬織津姫(せおりつひめ)を主祭神とする桜松神社となっています。
境内に2本のカエデの幹が結ばれた「縁結びの木」があり、良縁成就にご利益があるとされています。
例年、5月3日には桜松神社例大祭にあわせて『不動の滝まつり』が行なわれ、郷土芸能の田植え踊りの奉納などがあります。
ちなみに桜祭神社と不動の滝は2018年夏、JR東日本の『行くぜ、東北。』の「縁結び」篇ロケ地になっています。
取材班おすすめ! 八幡平のリゾートホテル
八幡平に泊まるなら、雄大な自然を活かしたリゾートホテルがおすすめ。
、八幡平マウンテンホテル(旧・八幡平リゾートホテル)、少し足を伸ばしたホテル安比グランド(本館&タワー館)なら冬のスキーリゾートとしても活用できます。
逆に言えば、夏場はまだまだ比較的オフシーズン的な扱いで、他のリゾート地よりもエコノミーに滞在できます。
「夏はスキー場、冬は海水浴場へ」というのが取材班おすすめのセオリーにもバッチリと当てはまります。
八幡平マウンテンホテル(旧・八幡平リゾートホテル)
2017年9月5日「八幡平マウンテンホテル」に改称し、リニューアルオープン。
以前はJR系のリゾートホテルでしたが、施設のゆったりとした造りは昔のまま。
夏場なら奮発して和洋室に泊まっても、意外にエコノミーなので、ファミリーなら和洋室などの利用もおすすめです。
ホテル安比グランド(本館&タワー館)
東八幡平エリアから少し足を伸ばして安比へ。
スキーで有名な安比ですが、その基地となるホテル安比グランド(本館&タワー館)は、本格派のリゾートホテルで、和・洋・中・焼肉・バイキングとバリエーションをそろえた5つのレストランが自慢。
まさに滞在型のリゾートで、夏休みなら本館のメゾネットに泊まっても案外エコノミーで驚きます。
不動の滝(桜松神社) | |
名称 | 不動の滝(桜松神社)/ふどうのたき(さくらまつじんじゃ) |
所在地 | 岩手県八幡平市高畑 |
関連HP | 八幡平市観光協会公式ホームページ |
電車・バスで | JR荒屋新町駅からタクシーで10分 |
ドライブで | 東北自動車道安代ICから約5km |
駐車場 | 桜松公園駐車場(無料)を利用 |
問い合わせ | 八幡平市観光協会 TEL:0195-78-3500/FAX:0195-78-3838 |
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