平成14年12月1日の東北新幹線盛岡駅〜 八戸駅間開業の際、岩手県内を走る東北本線の盛岡駅〜目時駅(82.0km)を第三セクターに転用したのが、IGRいわて銀河鉄道いわて銀河鉄道線。青い森鉄道の目時駅〜八戸駅間と一体化され運用され、乗務員も通しで乗務しています。
途中には石川啄木が故郷の「停車場」と詠んだ好摩駅も
明治24年9月1日、日本鉄道の盛岡駅〜青森駅間が開業したことがルーツの歴史ある鉄道路線で、昭和43年8月22日に盛岡駅〜目時駅〜青森駅間が電化されています。
平成28年3月26日、北海道新幹線開業に伴い、寝台特急「カシオペア」が廃止されたのに伴って、JRの特急列車が走ることはなくなりました(JR貨物のみ利用)。
車両は、IGR7000系(JR東日本701系電車と同設計、青い森701系と同じ)で通勤電車の仕様なので、ローカル鉄道の雰囲気はありません。
大館からのJR花輪線との直通列車(気動車)、一ノ関駅、北上駅駅からのJR東北本線直通列車も運転されています。
盛岡駅で大館・安比高原方面行きのディーゼルカーに乗れば、好摩駅(こうまえき)まではIGRいわて銀河鉄道、その先がJR花輪線ということになります。
好摩駅は、石川啄木が故郷の「停車場」と詠んだ駅です。
啄木のふるさとである渋民駅も現在はIGRいわて銀河鉄道の駅ですが、開業は昭和25年に、啄木の時代には駅がありませんでした。
平成18年公開の映画『待合室 -Notebook of Life-』は、小繋駅(こつなぎえき)に置かれている「命のノート」が題材。
トクトクきっぷでは、「IGRホリデーフリーきっぷ」、「IGRバースデーきっぷ」などを発売。
IGRいわて銀河鉄道 | |
名称 | IGRいわて銀河鉄道/あいじーあーるいわてぎんがてつどう |
所在地 | 岩手県盛岡市盛岡駅前通1−48 |
関連HP | IGRいわて銀河鉄道公式ホームページ |
問い合わせ | IGRいわて銀河鉄道 TEL:019-626-9151 |
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