2012年に始まり、2024年で13回目を迎える『駅弁味の陣』。JR東日本管内で販売される駅弁を、投票で駅弁大将軍などを決めるもの。2024年は冷凍駅弁、JR東日本エリア外の駅弁も集結。エントリーした61品のなかから選ばれた栄えある駅弁大将軍は、米沢駅の「牛肉どまん中 塩味」(新杵屋)に決まりました。
大将軍は新杵屋、副将軍は丸政
13回目となる2024年は、10月1日(火)〜11月30日(土)の2ヶ月にわたって行なわれ、投票総数は1万7025票(投票は1日1回まで可能)。
WEB投票・評価で「総合評価が最も高かった駅弁」が駅弁大将軍となりますが、2024年は奥羽本線・米坂線の米沢駅(山形県)「牛肉どまん中 塩味」(新杵屋)となりました。
「「牛肉どまん中」は駅弁好きなら誰もが知っている人気駅弁ですが、「これまでの塩味をブラッシュアップし、さらに美味しく仕上げました」という力作で、「牛肉どまんなかシリーズ」を愛する常連にも高く評価された逸品です。
2位の駅弁副将軍には「小淵沢駅120周年記念弁当」(丸政)、「味」の評価が最も高かった味覚賞には大館駅の「とても硬い親鳥の鶏めし」(花善)が受賞。
「小淵沢駅120周年記念弁当」は、中央本線と小海線の乗り換え駅、小淵沢駅で創業106年目という老舗丸政が地域と鉄道を愛する小淵沢駅員たちとの共同開発で生み出した駅弁。
「とても硬い親鳥の鶏めし」をエントリーした大館駅の花善は、人気駅弁「鶏めし」で過去3度の最高賞「駅弁大将軍」を受賞する老舗。
弁当の主役の鶏肉の甘辛煮は通常、若鳥のモモ肉を使うが、今回は親鳥のモモ肉やムネ肉で調理しています。
秋田県では郷土料理「きりたんぽ」の出汁(だし)には欠かせない食材ですが、部位によってはかみ切れないほど硬いこともあって、地元でも親鳥を食べる習慣はほとんどないとのこと。
気鋭の新商品で、味覚賞を受賞しています。
JR東日本『駅弁味の陣2024』栄えある駅弁大将軍は!? | |
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