「青春18きっぷ」が連続する3日間、5日間となったことで、注目を集めているトクトクきっぷが、JR東日本の「週末パス」。2025年3月28日(金)まで発売され、JR東日本の大部分(青森県など一部がエリア外)がフリーエリアで、土休日2日間有効、大人8880円、小人2600円円。とくに小人料金が格安に設定されています。
首都圏・南東北・上信越エリアのJR、私鉄に乗り降り自由
JR東日本管内の在来線では酒田以北が使えないなど(首都圏・南東北・上信越エリアに限定)、利用制限がありますが、逆に伊豆急行線、富士急行線、しなの鉄道、別所交通、長野電鉄、アルピコ交通上高地線など14の鉄道会社線の普通列車(快速含む)普通車自由席が乗り降り自由という便利なきっぷです。
小人料金の設定が非常に安いので、家族で1泊2日、または日帰り2回の旅に利用するには最適です。
ただし、年末年始(12月28日~1月6日)、GW、お盆には利用できません。
注目は、新幹線などを利用の際は別に特急券を購入すればOKという点で、東京〜くりこま高原の東北新幹線、東京〜新潟の上越新幹線、東京〜上越妙高の北陸新幹線も別に特急券を購入すれば乗車ができます。
特急「踊り子」、特急「あずさ」、特急「ひたち」など特急も別に特急券を購入すれば利用できます。
全車グリーン車の扱いで人気の「サフィール踊り子」も、特急券とグリーン券を「えきねっと」などで別に購入すれば乗車できるということに(乗車券のみ有効です)。
東京〜伊豆急下田の乗車券は5760円なので、往復で元が取れる計算です。
東京〜新潟も乗車券だけで5720円なので、新幹線利用を前提としても、「週末パス」を利用したほうがお得です。
同様に東京〜松本(5170円)も得する計算に。
東京〜長野は4070円で元は取れませんが、湯田中まで長野電鉄を利用するとプラス1190円で、得する計算に。
「ゆけむりのんびり号」などの特急も別に特急券を購入すれば利用できます。
「週末パス」の利用条件
- フリーエリア内のJR線、山形鉄道線全線、阿武隈急行線全線、福島交通線全線、会津鉄道線(西若松~会津田島間)、北越急行線全線、えちごトキめき鉄道(妙高高原~直江津間)、上田電鉄線全線、しなの鉄道全線、長野電鉄線全線、アルピコ交通線(松本電鉄線)全線、ひたちなか海浜鉄道線全線、鹿島臨海鉄道線全線、富士急行線全線、伊豆急行線全線の普通列車(快速含む)普通車自由席が乗り降り自由
- 新幹線・特急列車などを利用の際は別に特急券などを購入すればOK(併用する特急券などに「大人の休日倶楽部」などほかの割引は適用不可)
- 東海道新幹線(JR東海)は利用できません
- フリーエリア外にまたがって利用する場合は、当該区間の運賃を別に支払えばOK
- 土休日2日間(2日連続)で利用が条件
- 「週末パス」の提示で、駅レンタカーの一部クラスが特別料金で利用可能(JR東日本レンタリースのホームページを参照)
ファミリーにおすすめ! JR東日本「週末パス」とは!? | |
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。 |
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