JR東日本は、2025年6月10日(火)、「新たな夜行特急列車を導入します」と報道発表。グループ経営ビジョン『変革 2027』に掲げる「移動を楽しく、快適・便利に」の実現に向け、乗ること自体も目的となるような新たな夜行特急列車を2027年春に導入するとしています。
E657系特急型車両1編成を寝台特急に改造

新たな寝台特急用の車両を製造するのではなく、常磐線特急「ひたち」、「ときわ」などで使われるE657系特急型車両1編成を全席グリーン車個室タイプの座席に改造することで、デビューまでの期間短縮を図ります。
全席グリーン車指定席(個室)で、10両編成。
1人〜4人部屋を用意、定員はわずかに120名という豪華バージョンです。
JR西日本の「WEST EXPRESS 銀河」も新快速などで使われる117系6両編成を「魔改造」したもので6両編成、夜行利用の場合は定員85名です。
「サンライズ出雲」と「サンライズ瀬戸」は、それぞれ7両編成で、定員は158名なので、そのゆったり設計はよくわかります。
先頭と最後尾はプレミアムグリーン、ほかはグリーン個室で、5号車がラウンジ・販売スペースの予定。
4人用のグリーン個室は、常時フルフラットで、フェリーの個室に近いイメージですが、ファミリーには人気が出そうです。
「運行を通じて地域の皆さまと新たな観光需要を創出」とも謳っているので、フラグシップ的な存在になる見込みです。

【速報】JR東日本が新たに「寝台特急」を導入! | |
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