全国を取材で駆け回るニッポン旅マガジン取材班。旅先では、地元経営のスーパーをチェックしたり、はたまた地魚が回る回転寿司をのぞいたりしています。そんな取材班が、目下注目している、お気に入りのグルメ回転寿司を報告しましょう。
取材班お気に入りの店には似通った5つの傾向が!
「取材班お気に入り」の回転寿司をラインアップすると、いくつかの共通点があることに気が付きます。
(1)地産地消、つまりは地元の漁港で揚がる旬の地魚(じざかな)がネタで提供されていること。
(2)チェーン店といえども職人気質の部分がまだまだ残っていること。昨今は、ファーストフードに徹して、フランチャイズに走っているチェーン店も数多く、その場合はノウハウ、ネタの共有はできても、なかなかこだわりなど細かい部分が欠け、商売優先となってしまう危険があります。ラーメン店などにもその傾向が・・・。
(3)店内におすすめの魚や、地元のどこで揚がっているかが明示されていること。そして店員、職人がそれを把握し、希望のネタを明確に教えてくれること。
(4)当たり前のことですが、コストパフォーマンスがいいこと。
(5)それでいて美味しいこと。
お気に入りの回転寿司 北海道代表
北海道は、人気のチェーン店が目白押し。とくに取材班が注目は、やはり、道東の根室、釧路のチェーン店。
オホーツク海の寒流の魚、プランクトンの多いことで世界自然遺産にもなっている根室海峡産の魚(羅臼、標津、尾岱沼)。
そして毛ガニや北寄貝などの美味い噴火湾沿い、生け簀イカの旨い函館も要チェックのエリアです。
札幌、小樽にも注目の店はありますが、それは別の機会にでも。
羅臼の漁師も納得のネタ! 回転寿司根室花まる
本社が根室というだけに、道東エリアのオホーツク海と太平洋の主な漁港から旬のネタを集めて人気の回転寿司チェーンが「回転寿司根室花まる」。北海道一浜値が高い羅臼の漁師が通う、中標津店なら、間違いない!
魚にうるさい釧路市民も納得! 鮨処なごやか亭
釧路市春採5丁目に本社を構える「三ッ星レストランシステム」が北海道を中心に展開する回転寿司チェーンが「鮨処なごやか亭」。
その「鮨処なごやか亭」を代表して釧路の運動公園通店へ。
「函館をにぎる」がモットー 函太郎
旬のネタを大きめに、そしてシャリをこぶりに、さらに炊きたての御飯をにぎるというのが「函太郎」の基本的なこだわり。
そんな函太郎なら、景観もバツグンの宇賀浦本店へ。
あの「わかさいも本舗」が展開 ちょいす登別店
洞爺湖の湖畔に本店を構える「わかさいも本舗」。わかさいもだけでなく、噴火湾や道南を中心にした道産のネタが味わえるのが回転寿司チェーンの「ちょいす」。おすすめは旗艦店舗(1号店)の「ちょいす登別店」。
お気に入りの回転寿司 首都圏代表
東京から三浦へ、南房総へと少し足を運ぶだけで、見たこともないような魚、旬のネタにお目にかかれることも。こだわりの回転寿司店なら東京湾、三浦半島、南房総のネタが提供されます。
三浦半島の地魚、三崎のマグロなら 廻転寿司 海鮮
京浜急行三浦海岸駅から徒歩数分。「脂がたっぷりのった200kgを誇る本マグロの大トロや中トロ、赤身だけでなく、さまざまな部位を活用しています」というマグロと三浦半島の地魚を目的にするなら、「廻転寿司 海鮮」へ。
東京湾&南房総の魚ならここ! 船主総本店
金谷漁港で揚がる「黄金鯵」(旬は6月〜8月)、館山市の布良瀬(又木)産の「又木の金目」(旬は12月〜2月)など、南房総の旬のネタ、金谷に行かなければ味わえないネタが回転寿司で楽しめます。
お気に入りの回転寿司 東海・北陸代表
北陸で注目の場所はやはり富山湾。そんな富山湾の魚も集るのが金沢。北陸随一のグルメタウンであるだけでなく、日本一の寿司の町が金沢です。金沢代表が「もりもり寿し」。
金沢と富山湾の魚が味わえる! もりもり寿し
全国で一番、寿司の消費量が多い県は、全国平均の倍寿司を食べるという激戦区の石川県。そんな石川県で人気の回転寿司が「もりもり寿し」。地元金沢でも比較的に入りやすい片町店と、名古屋市に展開した1号店の「イオンモール新瑞橋店」へ。
最新情報をお届けします
Twitter でニッポン旅マガジンをフォローしよう!
Follow @tabi_mag