これで黒髪フサフサ! 銚子電鉄に 「髪毛黒生駅」がある!

髪毛黒生駅

倒産の危機を駅員の「ぬれ煎餅を売る」という奇抜なアイデアで切り抜けた銚子電鉄。その銚子電鉄が、東日本大震災以来観光客激減を機に、さらなる増収を目指して2015年12月1日にしたのが「駅名愛称のネーミングライツ」。髪毛黒生駅(かみのけくろはええき)も生まれ、人気を集めています。

黒髪祈願、フサフサ祈願の「聖地」

ヘアケア商品の製造・販売を行う株式会社メソケアプラス(東京都港区)がネーミングライツの権利を購入したわけですが、もともとの駅名も笠上黒生(かさがみくろはえ)駅と「黒生」部分は同じ。
この「黒生」が髪の毛をイメージさせるということで、パワーアップしてズバリ「髪毛黒生駅」となったわけなのです。

「銚子電鉄の再建の力になりたい」という企業の協賛で、ネーミングライツ化が進んでいます。
たとえば、本銚子駅は、「上り調子 本調子 京葉東和薬品 本銚子駅」に、外川駅は早稲田ハウスが協賛して「ありがとう 外川駅」といった具合。

既存の駅名駅舎看板はそのまま残し、新設の駅名駅舎看板に愛称を入れたものを新たに設置。
車内放送もちゃんと、「次はかみのけくろはえ」と流れます。

数あるネーミングライツの中でもやはりヒット作が、髪毛黒生駅で、平成28年12月5日に留萌線(るもいせん)・増毛駅(はしけえき)が廃止となって以降、黒髪祈願、フサフサ祈願の「聖地」としても君臨しているのです。

髪毛黒生駅
これで黒髪フサフサ! 銚子電鉄に 「髪毛黒生駅」がある!
所在地 千葉県銚子市笠上町
場所 髪毛黒生駅/かみのけくろはええき
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