ニッパツ三ツ沢球技場

神奈川県横浜市神奈川区三ツ沢西町、サッカーやラグビーの試合に使われる陸上トラックのない球技場が、ニッパツ三ツ沢球技場。正式名は三ツ沢公園球技場ですが、ネーミングライツでニッパツ三ツ沢球技場と称されています。サッカーJリーグの横浜F・マリノス、横浜FCのホームスタジアムで1万5454人収容。

昭和30年、国民体育大会のラグビー会場として建設

フィールドは、74m×130mで芝生。
座席がフィールドに近く、座席の傾斜も、前列の人の頭が邪魔にならないという特徴があり、Jリーグのほか、全国高等学校サッカー選手権大会やその神奈川県大会決勝、ジャパンラグビーリーグワン、大学ラグビー、全国高等学校ラグビーフットボール大会の神奈川県大会決勝などにも使われています。

ジャパンラグビーリーグワンの横浜キヤノンイーグルスもニッパツ三ツ沢球技場を日産スタジアムとともにホストゲームの開催拠点にしています。

ニッパツとは横浜市内に本社を置く世界ナンバーワンのばねメーカー・ニッパツ（日本発条株式会社）。
三ツ沢公園は、昭和14年創建の神奈川県護国神社外苑を昭和17年〜昭和18年に防空緑地整備事業として整備したもので戦後の昭和24年に公園として開放。
三ツ沢球技場は、昭和30年に第10回国民体育大会（秋季大会）のラグビー会場（サッカーは藤沢運動場を使用）として建設された球技場で、第18回オリンピック東京大会1964ではサッカー会場として使用されています。