鵜ノ岬展望台

鵜ノ岬展望台

高知県土佐清水市、土佐清水市街と足摺岬を結ぶ高知県道27号(足摺岬公園線)途中にある景勝地が鵜ノ岬展望台(うのみさきてんぼうだい)。穴場の展望地で、展望台へと続く遊歩道入口に、小さな案内板が立っているだけなので注意が必要。西の臼碆(うすばえ)、東の足摺岬方面へと続く松尾海岸を一望にする絶景を得ることが可能。

松尾海岸にある絶景スポット

鵜ノ岬展望台
東側に続く海岸線、足摺岬自体は黒碆、長碆に隠れて見えません

県道沿いの駐車場から階段となった遊歩道を海側に下ればコンクリート製の円形の展望台が断崖にへばり付くように造られています。
光線的には東の明神岬・足摺岬方面は西日を浴びる午後、臼碆は午前がベストで、写真撮影が目的なら、花崗岩の海食崖を順光で狙うのがおすすめです。
臼碆、鵜ノ岬周辺の松尾海岸は本土で最初に黒潮本流が接岸する場所で、釣り人には有名な場所。
松尾という字名は、松魚(まつうお=カツオ)漁で栄えたことに由来しています。

ちなみに国土地理院の地形図には鵜(う)ではなく、鴉ノ岬(からすのみさき)と表記。

鵜ノ岬展望台入口近くから椿の道(旧足摺スカイライン)を上ると、知る人ぞ知る唐人駄場遺跡(とうじんだばいせき/ストーンサークル)と唐人石(とうじんいわ)などの巨石群があります。

鵜ノ岬展望台
名称 鵜ノ岬展望台/うのみさきてんぼうだい
所在地 高知県土佐清水市松尾
ドライブで 高知自動車道中土佐ICから約105km。または、松山自動車道西予宇和ICから約134km
駐車場 4台/無料
問い合わせ 土佐清水市観光商工課 TEL:0880-82-1212
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。
臼碆・竜宮神社

臼碆・竜宮神社

高知県土佐清水市、足摺岬から西へ続くリアス式の海岸線。その半島西端に位置するのが臼碆(うすばえ)。沖臼と呼ばれる突端の岩礁地帯は、黒潮が高知県で一番最初に激突する場所で、潮の流れも速い、海の難所になっています。展望台から磯へと下ると竜宮神社

唐人駄場・唐人石巨石群

唐人駄場・唐人石巨石群

高知県土佐清水市、足摺岬(あしずりみさき)背後の丘陵地にある足摺半島山中の広大な足摺巨石域の中心的な存在が唐人駄場(とうじんだば)。唐人駄場遺跡からは縄文時代初期から弥生時代にかけての石器や土器片が多く出土し、ストーンサークルとも推測される

 

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