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チブサン古墳

チブサン古墳

熊本県山鹿市にある装飾古墳で知られるチブサン古墳は、6世紀初めの古墳時代後期に築造された前方後円墳。全長45mと規模はさほどではありませが、装飾古墳として全国的に有名。横穴式石室の内部に赤、白、黒の3色で、丸や三角、菱形などの図が描かれ、国の史跡にも指定。「肥後古代の森」山鹿地区の中心遺跡となっています。

1日2回内部の見学が可能(山鹿市立博物館で受付)

石棺の正面の石板装飾の絵柄が女性の乳房に似ているところから「チブサン」の名が生まれ、「乳の神様」として信仰されてもいます。

19:00と14:00、1日2回内部の見学が可能ですが、事前に山鹿市立博物館で受付が必要。
すぐ北西にはオブサン古墳(直径22mの円墳)もあります。
オブサン古墳は、チブサン古墳に後続する首長墓で、6世紀後半に築造されたと推測されています。

全国に15万基現存する古墳ですが、そのうち装飾古墳はわずか600基ほど。
そのうち、半数以上の340基が九州に集中し、とくに熊本県では186基が見つかっており、全国の38%にも及ぶ数を有しているのです。
山鹿市には熊本県立装飾古墳館もあるので、あわせて見学を。

また福岡県嘉穂郡桂川町には、高松塚古墳、キトラ古墳(いずれも奈良県)とともに装飾古墳では全国で3基しかない国の特別史跡に指定される王塚古墳があります。

チブサン古墳
名称 チブサン古墳/ちぶさんこふん
所在地 熊本県山鹿市城西福寺1785
関連HP 山鹿市公式ホームページ
ドライブで 九州自動車場菊水ICから約10km
駐車場 7台/無料
問い合わせ 山鹿市立博物館 TEL:0968-43-1145/FAX:0968-43-1143
掲載の内容は取材時のものです、最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

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