常照皇寺

常照皇寺

京都府京都市右京区京北井戸町にある臨済宗天龍寺派の寺が常照皇寺(じょうしょうこうじ)。南北朝時代、北朝の初代天皇・光厳上皇により開かれ、歴代天皇にも庇護を受けて栄た寺。広大な境内には、江戸末期の建築である方丈、隠寮、庫裏、書院、仏殿、舎利殿などが残り、境内一帯が京都府の史跡。

桜や紅葉が見事な、京北の隠れ寺

光厳上皇は観応3年・正平7年(1352年)、捕らえられていた賀名生(あのう=現・奈良県五條市)の南朝・後村上天皇の賀名生行宮にて落飾(出家)し、臨済宗に帰依しています。
京に戻った後の貞治元年・正平17年(1362年)、丹波国桑田郡山国庄(やまぐにのしょう=当時は皇室領)の成就寺という無住の寺を、常照皇寺にして再建。
光厳上皇は周囲の自然を庭に見立て、寺の裏山を猿帰嶂、滝を白玉泉、山全体を万樹林と名付け、十勝を選定という言い伝えがあります。

光厳上皇を慰めるために弟の光明天皇が都から持参した、紅枝垂桜の「九重桜」(ここのえざくら)は、国の天然記念物に指定されています。
幹回り4.4m、枝ぶりは最大20mにも達するという巨木で、例年4月中旬~4月下旬に紅色をした可憐な花を咲かせます。
脇には「左近の桜」、「御車返しの桜」もあり、京北の桜の名所になっています。

光厳上皇は、晩年は常照皇寺で禅僧としての勤めに精進し、貞治3年・正平19年(1364年)、常照皇寺で没し、寺の裏にある山国陵(やまくにのみささぎ)が陵墓。

木造阿弥陀如来と両脇侍像は、平安時代後期の作で、国の重要文化財。

常照皇寺
名称 常照皇寺/じょうしょうこうじ
所在地 京都府京都市右京区京北井戸町丸山14
電車・バスで JR京都駅からJRバスで1時間30分周山下車、京北ふるさとバス山国方面行きに乗り換え、山国御陵前下車、徒歩5分
ドライブで 京都縦貫自動車道八木東ICから約31km
駐車場 20台/無料
問い合わせ 常照皇寺 TEL:075-853-0003/FAX:075-853-0003
掲載の内容は取材時のものです。最新の情報をご確認の上、おでかけ下さい。

 

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